村の名前を告げるモブだが、今日来た冒険者の話をする。
「ようこそ、ここはドルフの村だよ」
日がな一日、村の入り口に立って訪れた冒険者にそう村の名前を紹介する彼の名前はモブ。
「モ(→)ブ(↑)」ではなく「モ(↑)ブ(↓)」。
それが仕事だと言い張りながら実はただのプータローなモブだが、毎日こうしてここで訪れ、そして去っていく冒険者を見ていると、時たま変わったヤツらが現れるもの。
決して自分から関わることはしない。傍観こそが美学。
そんな彼が勝手気ままに彼らのことを綴った日記がこれである。
今日もまた、冒険者は村を訪れる。
日がな一日、村の入り口に立って訪れた冒険者にそう村の名前を紹介する彼の名前はモブ。
「モ(→)ブ(↑)」ではなく「モ(↑)ブ(↓)」。
それが仕事だと言い張りながら実はただのプータローなモブだが、毎日こうしてここで訪れ、そして去っていく冒険者を見ていると、時たま変わったヤツらが現れるもの。
決して自分から関わることはしない。傍観こそが美学。
そんな彼が勝手気ままに彼らのことを綴った日記がこれである。
今日もまた、冒険者は村を訪れる。