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第六十七章・今のレベルは?

最近は不定愁訴に悩まされてます。あ、昨日のアクセス数が285だったので、過去最高のアクセス数でした。読者の皆様、ありがとうございます!!皆様に幸あれ!!

第六十七章・今のレベルは?



 俺たちは翌日、ポラリスの結婚相手であるトドス王子に呼ばれた。

トドスはかなりのイケメン王子だった。何の用なんだろう?

結婚式は無事に終わったはずだが。


ルルチェも含む、俺のパーティーは今、新しい玉座の間にいる。ベアトリアースもだ。

新しいこの城の主になった、トドスは、俺たちに頼みがあるというのだった。

「俺たちに頼みって何ですか?」

 トドスが俺たちに頭を下げた。

「昨日の君たちのエトカニア騎士を全滅させた腕を見込んで頼みがあるのです」

「俺たちに出来ることだったら、やりますよ」

「そうですか。それは有難い」

 まぁ、どうせロクな頼みではないことは分かるが‥‥‥。

「実は我の国、ダン・ルーエで怪しげな宗教が蔓延してるんだ。その名もルシフィーネ教」

「ルシフィーネ教?」


何だ、どっかで聞いた名だな。ああ、俺をこの世界に転生させた、あの女神のことか。何であの女の名で怪しい宗教があるんだ?



「どうした、リューイチ?話を続けてもいいか?」

「ん?ああ、いいですよ」

「そうか。では続けるが、拠点は王都の郊外にあるらしいんだが、どうも邪教らしくて、暴力による王都転覆を狙っているとか‥‥‥」

「それは穏やかな話ではないようですね」

「その通りだ。だから頼みたい。どうか、その秘密結社を倒してほしい」


つまり、邪教の掃討作戦ということか。


「でも、ダン・ルーエの軍隊が出動させたりは出来ないことなんですか?」

「軍が出れば、王都中のルシフィーネ教団が街を混乱させる恐れがある。人民を巻き込むわけにはいかない。それにルシフィーネ教の連中はかなり多いし、いつもはどこかに隠れて潜んでいるのが常だ。本当に危険な奴らだよ。人民には王都の転覆を謳っていて、それで人の心を操ってもいる」

「刺客を放ったりは?」

「したさ。それでもルシフィーネ教の強さは半端ではない。エトカニア騎士軍団にも頼み込むつもりで、、結婚を機に戦力を貸してもらうことになっていたのだが、昨日の体たらくではとても任せられそうもない。だから、君たちの力が欲しいのだ」


なるほど。俺たちを刺客として送り込むということか。


「そんなに強い連中なのですか?」

「ああ。強敵だ!」

「そんなにか‥‥‥」

「中でもルシフィーネ教の教祖、カンダタは魔族よりもタチが悪い」


 カンダタって、芥川龍之介の小説「蜘蛛の糸」に出てくる奴じゃなかったっけ?


「俺に関係があるかもしれないし」

「ん?どういうことだ、リューイチ」

「あ、いや、何でも‥‥‥」

「ならいいが。どうだ、この依頼引き受けてくれるか?」


 そうだな。ルシフィーネが関係しているとすれば、おそらく相手の教祖カンダタは、ルシフィーネによって、この世界に転生した可能性が強い。つまり、俺と同じ経緯を持ってるということだ。


「ちょっと待ってくださいね」

 俺は全員のレベルの確認を行った。




イーゼル  14歳  女

職業  魔女  レベル26

HP 115

MP 145

攻撃力 55

防御力 45

素早さ 45

知力  65

体力  60

魔力 125

運   55

 

 

 


コマドリ  17歳 女

職業 くのゼロ  レベル27

HP 130

MP   0

攻撃力120

防御力 75

素早さ 90

知力  60 

体力  70

魔力   0

運   45 


 



ダ・ガール・フォー・ルルチェ  16歳 女

職業 賢者   レベル29

HP 125

MP 110

攻撃力 55

防御力 55

素早さ 45

知力  80

体力  55

魔力 120

運   40





リューイチ  18歳  男

職業  やっぱりヘタレ   レベル∞

HP999

MP999

攻撃力∞

防御力∞

素早さ∞

知力 ∞

体力 ∞

運  ∞



 俺の職業、やっぱりヘタレって何?確かに殺しは苦手というか、甘いところはあるけど‥‥‥。皆がそう思っているということなのか?

これで邪教を倒すことが出来るのか?そもそも相手はルシフィーネの関係だ。

大丈夫なのか?このレベルでいけるのか?


 俺は不安になったけれども、チートの俺がいる。カンダタの相手は俺だ。今回はベアトリアースもいるしな。

「分かりました。俺がその連中の相手をします。どうなるのかは分かりませんが」


俺は了解した。そして、パーティーのメンバーにも打診した。



そろそろ鍋の季節になりましたね。水炊きが食べたいです。

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