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エピローグって言えばエピローグ

長かった「冒険やめた」もこれで最終回を迎えました。ここまで読んでくれた皆様に深く感謝を申し上げます。

エピローグって言えばエピローグ

 

 四年の月日が流れた。

俺とレイゼルは、一緒に旅をするうちに、ダ・ガールの片隅にある田舎に落ち着いて、その後、その土地で小さな家を買い、俺はさらにそこで林業の働き口を見つけ、仕事をしながら、いつしかレイゼルと所帯を持って暮らしていた。

子宝にも恵まれた。

女の子二人だ。


 この国の王女、いや、王神のダ・ガール・フォー・ルルチェは、民のために良き王となっているそうだ。

 世界中の重い税に苦しむ民を、助けているらしい。

 特にリタ・エールでは、積極的に税金対策に口出しして、立派に解決したとか。


 一度、王都へ行って会いたいが、俺がまた転生したなんて言って、会っても混乱するだけだろう。

 会うのはやめた。

 それに、あちこちで建っている俺の銅像に似てる人として、俺はあまり王都や賑やかなところには行かないようにしているのだし。

 

 そういえば、伝説の女忍者コマドリも、先輩のスミレとともに大魔王討伐後も冒険を続け、レベル50になった頃に、忍者の山へ帰って、温かく迎えられたという話だ。

 こんな田舎にも、かつての勇者の仲間の武勇伝や冒険譚、大魔王を倒した後の話も耳にするようになっていた。


 皆、幸せになったのだな、俺もだけど。


 

 異世界転生したけど、魔王がいないから冒険やめた+大魔王もいなくなった。


 

 平和な世を作ってくれて、俺は俺に感謝する。

 これにて、この冒険譚のピリオドを打つつもりだ。


 誰もが幸せを喜ぶに越したことは無いのだ。

 そこに夢と冒険がある以上はきっと‥‥‥。


 俺の物語、いや、冒険はこれで終わる。

 だってもう、冒険はしなくてもいいのだから!!


 それに今は、自分の力で、チートに頼らず生きているのだからな。


 話の終わりはこうだ。


 すべての人に、ありがとう!!

 明日も明後日もありがとう!!

 

 それじゃあ、今日も家族のために、仕事に行ってくっか。


 じゃあな!あばよ、皆!!

 幸せにな。




THE END


AND 

HAPPY END!!



たくさんのアクセス数などをありがとうございました。物語はここで終わりますが、ご感想やレビューは待っていますので、たくさん頂けると嬉しいです。ここまで読んで頂いて、本当に感謝でいっぱいです。これからもよろしくお願いいたします。

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