第四百三十八章・クレアスフィアを求めて。
読者の皆様には感謝しか無いです!!
第四百三十八章・クレアスフィアを求めて。
戦いは終わった。
リリー・プラド・ハモレミストからの交換条件も果たした。
これから、超級モンスターの退治に行こうと思う。
目的はクレアスフィアだ。
全部で八つ集めなければならない。
今はイーゼルが持ってるので五つ。
残り三つだった。
情報によれば、残りの超級モンスターは、サラマンダー、アトマスフィア、ボルケーノらしい。
まずはサラマンダーの退治に行こうと思う。
俺は皆に相談した。
「サラマンダーはジ・フォードの西にいるらしい。戦って倒して、クレアスフィアを手に入れよう」
俺たちのレベルと装備を考えれば、倒せない敵ではないはずだ。
「リューイチ、サラマンダーはどういうモンスターなんだ?」
コマドリが訊いてきた。
「全身が炎のドラゴンのようだ」
「ヴァーラントのようなドラゴンか?」
「あそこまで強くないと見ている。ヴァーラントは別格だ」
「それに、イーゼルは同行させていいものか?」
そう言われると思ったよ。
「狂鬼病だからと言って、連れて行かないわけにはいかないだろ?」
俺の言うことが間違ってるとは思わなかった。
イーゼルも戦える。
それに、イーゼル自身、冒険から逃げるとは思えない。
冒険やめたと言わない限り、イーゼルも一緒に戦うはずだ。
「イーゼルのケアはしよう。だから、連れて行くさ」
俺の決断は正しいと、ちゃんと分からせないとな。
「イーゼルの病気が治せると、ホントはいいんだけどな」
コマドリはくすぶっていた。
「同じ目に遭ったら、コマドリはどうする?」
「え、わたしか?」
「そうだ。自分に置き換えて、考えてみろ」
「そうだな、やっぱり自分の役目は果たしたいだろうな」
「イーゼルも同じさ」
「そうか‥‥‥」
「イーゼルも連れて行く」
「分かった。すまないな、変なことで気を揉ませてしまって」
「いや、いいんだ。それよりサラマンダーだが、炎や爆発系の魔法は効かない。イーゼル、ルルチェ、奴に対抗するために氷系の魔法は使えるか?」
イーゼルとルルチェは、顔を見合わせた。
「氷系魔法なら、少しなら使えるわ」
ルルチェが言った。
「わたしも強力なのは使えませんが、多少ならできます」
「そうか。じゃあ、それでいこう!」
「炎には氷ってわけね」
ルルチェが納得した。
じゃあ、イーゼルのパニック発作が安定したら、冒険再開だ。
それまでは戦いに備えよう。
俺たちのチームワークが肝心なのだ。
クレアスフィアを求めて、再び旅に出ようじゃないか!!
俺たちは数日してから、カル・デールの城下を出た。
読者の皆様に幸あれ!!




