表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
432/479

第四百三十一章・リリー・プラド・ハモレミストからの情報

更新しました。遅くなってしまい、申し訳ございません。

第四百三十一章・リリー・プラド・ハモレミストからの情報



 俺たちは街にしばらくとどまった。

俺は一人で街を歩いていると、そこへ、女海賊のリリー・プラド・ハモレミストが俺の前に現れた。

「リューイチ」

 リリー・プラド・ハモレミストは平然と街を歩いている。


「おいおい、あんた、お尋ね者だろ?こんなに堂々と、白昼に出歩いていいのかよ?」

 俺はリリー・プラド・ハモレミストに言った。

「大丈夫だ。わたしのツラがハッキリ割れているのはルイ・イークくらいのもんだからな」

「そ、そうなのか?」

「ああ。今日は重要な情報を伝えに来た。耳を貸してもらおう」

「何だ?狂鬼病の治し方についてか?」

「狂鬼病?あの病にかかった者がいるのか?」

「狂鬼病を知ってるのか?」

「もちろんだ。わたしも海賊の仲間とともに、鬼ヶ島には行ったことがあるんだ。その時、オーガーにわたしの仲間が、狂鬼病を食らわせられてな。治す方法がないから、医者から薬を処方してもらうだけなんだ。お前の仲間もなのか?」

「ああ。一体どうすれば‥‥‥」

「周りが悲観しても始まらないさ。それより、わたしは魔の三角地帯に行ってきて、大ザメを狩ってきたんだ。そいつが船を襲う謎の正体だったんだ。そいつを倒して、さらに超級モンスターの討伐にも成功した」

「超級モンスター?そいつを倒したのか」

「ああ。狩りの後に遭遇した大嵐でな。そいつはタイフーンという大台風のモンスターだ。大型の台風を相手にしたと思えばいい。そいつの目を潰して倒したんだ。かなりの強敵だったが、それでも奮戦して、船数隻が沈没させられたが、それでも何とか倒した」

「すげェな。俺たちも超級モンスターを倒したかったんだ」

「そうなのか?なぜ?」

「クレアスフィアって知ってるか?」

「ああ。倒した後に、タイフーンが落としていったな」

 リリー・プラド・ハモレミストは、ポケットからクレアスフィアを出した。

「これのことだろ?」

 俺は確認する。

 確かにクレアスフィアだった。

「そいつを俺たちは集めているんだ」

「これを?欲しけりゃやるよ。ただし‥‥‥」


 条件か。

 交渉は大事だからな。

 パーレイってやつだ。

 リリー・プラド・ハモレミストの切るカードはクレアスフィアか。

 あとは俺たちに何が出来るかだな。


「ただし、何だ?」

 俺は訊く。

「わたしの斥候からの情報なんだが、どうもリタ・エールとルイ・イークが手を組んで、カル・デールに軍事侵攻を始めたとか‥‥‥うん、そうらしいんだ」

「マジでか?」

「ああ。もともとルイ・イークとカル・デールは仲が悪くて、それで国を潰そうと、ルイ・イークはリタ・エールと同盟を結び、ダン・ルーエを攻略し、さらにカル・デールを襲い始めたというのが、斥候からの情報なんだ。食い止めてくれるか?」


 つまり、エミリディアのカル・デールとリタ・エールの同盟は不発に終わったってわけか。

残念なことだ。

それよりも、ルイ・イークをどうにかすれば、一応はカタがつくだろう。

おっぱじめたのはルイ・イークだろうからな。


「よし、俺たちが何とかして食い止める」

「交渉は成立だな。持っていけ!」

 リリー・プラド・ハモレミストは、クレアスフィアを俺に投げた。

 それをキャッチする俺。


 これで五個目か。

 さて、じゃあ戦争を止めるとするか。


「ありがとな。何とか戦いを終わらせてみるよ」

「頼む。ルイ・イークとはもう、契約が切れているのだから、わたしの出る幕ではないんだ」

「分かってるって!」


 俺はリリー・プラド・ハモレミストと別れ、仲間の三人のところへ戻った。



ここから先は、一気に話が進みます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ