表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
384/479

第三百八十三章・ラムダールの町の娼館

いつもたくさんのアクセス数をありがとうございます!!励みにします!!

第三百八十三章・ラムダールの町の娼館



 俺たちは、巨大な娼館の前に来た。

その娼館の名は『サキュパス』だった。

おいおい、そのネーミング、ちょっと古いぞ?

当然だが、娼館の手前でイーゼル、コマドリ、ルルチェは、入り口の男二人に止められた。

「ここは女性の来るところではありません。お引き取りください。男性はどうぞ」

 

 どこでも売春宿は一緒だな。

 あ、俺は風俗に行ったことはありませんよ?

 お前、風俗に行ったことあるだろ!と、俺に言う奴は、前に出ろコラ!


「さて、俺が一人で行ってくるよ」

 俺はイーゼルたちに言った。

 ここから先は女子の領域ではない。

 あ、別に俺も違うよ?

 男だけど違うからな。

 念を押して言うが、ホントに違うからな!


「リューイチ、どうされるんですか?」

 イーゼルが俺に訊いてくる。

「もちろん、キャロルと話付けてくるんだ」

「女性目当てじゃないですよね?」

 変な心配するな、イーゼル。

 嫉妬か?

 う~む、俺はドーテイだが、風俗で卒業する気はないのだ。

「ドーテイ信じろ!」

「アホですか?ヘタレのリューイチ!」

「本気だ!俺は好きな人以外は抱かん!」

「へ?」

 勢い余って、俺は変なことを口走ってしまったようだ。


「その、好きな人とは?」

 イーゼルが複雑そうな表情で俺を見つめる。


 俺も複雑だよ!

 俺の男心も分かれよ、イーゼル!


「お前が心配するようなことじゃない。ここで待ってろ!」

「でも、リューイチは今、剣が無いんですよ?」

「拳があるよ」

「そ、それだけで乗り込むつもりなんですか?」

「俺は超強いから、安心して待ってろ。大丈夫だ」

「は、はい。でも、くれぐれもお気を付けて‥‥‥」

「分かってるよ」

 俺は堂々と、娼館の中へと入っていった。


 あ、金を忘れた。

 まぁいいか。


 俺はキャロルという女と話をするために入ったのだ。

 では、話し合いという戦闘を始めますか。


 中には女の人がたくさんいたが、それを無視して、俺は娼館の奥へ案内された。


 待ってろよ、キャロル!


 俺は漫画やアニメや小説、ゲーム大好きなヲタクだが、それも風俗より低俗だと思われているから、しょうがない。


 その、漫画やゲームよりは高尚な風俗ってやつを、この俺がぶっ潰してやろう。

 俺のチートスキルでな!



ご感想やレビューも待っています!!よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ