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第三百五十一章・イーゼルの新魔法

最近は遊びやゆとりを考えないとと思い始めました。

第三百五十一章・イーゼルの新魔法



 アリスは降参したが、まだ納得できない輩はいる。

収容所の所員のひとりが、一人の男性を人質に取っていた。

収容所の盛り上がったところに立っているじゃないか。

「こいつがどうなってもいいのか?皆、武器を捨てろ!さぁ、早く」

 負けを認めない奴か?

 人質とは厄介な‥‥‥。

 

 俺とコマドリは武器を捨てる。

 

「さぁ、これでいいだろう?」

 どうせ武器を使わなくても、俺のチートに勝てるわけがないのに。

 まぁ、チートが何たるかは分からんだろうが。


 しかし、この距離だ。

 遠い‥‥‥。

 相手は剣を人質に突き付けている。


 さて、どうする?


 考えていると、イーゼルが人差し指を相手に向けていた。

ピストルの構えか?

イーゼルは「バン」と言うと、指先から光るエネルギーの弾を飛ばした。

人質を取っていた奴は、それを食らって飛んでいく。


 な、何だ今の魔法は?

イーゼル先生の新魔法か?

あ、つい先生と呼んでしまうほど、ピンポイントな魔法だ。


「今のがわたしの新魔法、その名も『バン』です!」


 そのまんまの名だな、オイ!


 とにかく、人質を取っていた奴はこれで倒した。

まぁ、イーゼルのことだ。殺してはいまい。

これで完全制圧したな。

この収容所も、今度こそ終わりだ。


 イーゼルの新魔法も見れたしな。


 あとは大掃除だ。イーゼルのミサイル魔法と爆破魔法で、収容所を徹底的に破壊していく。ザナティス収容所はこれで再起できまい。

これでアンジェリカ・プラットの野望は消えた。ここまでされれば彼女の失脚は目に見えている。クレアスフィアも手に入ったし、やることはやった。

俺は勝ち誇った笑みを見せていた。

 

「言いにくいのだが‥‥‥」

 アビゲイルがやって来て、俺たちに言う。

「何だ?」

「実はこのような収容所は、この国にあと二つあるのだけれど‥‥‥」


 おいおい、勘弁してくれよ。



読者の皆様には、たくさん感謝してます!!ご感想やレビューもたくさん待っています!!

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