第三百十六章・ヒドラとの死闘
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第三百十六章・ヒドラとの死闘
俺たちは戦闘配置に就いた。
久々の戦闘だ。
つまり、チートの俺が炸裂するのだ。
錬金の剣で俺は攻撃する。
ヒドラは四つの首を伸ばして対抗する。
俺は剣でその首を斬った。
ドサドサッとヒドラの首が地面に落ちる。
「俺に懸かればこうだぜ!」
調子に乗る俺だったが、それくらい俺は強かった。
無敵だ!
さ~て、こいつはただのモンスターだ。
話し合いで解決するか?
まぁ、無理だろうがな。
残りの五つの首はどうやって攻撃してくるつもりなんだ?
その時、ヒドラの一本の首の口から、紫色の煙が吐かれた。
「何だ?」
コマドリが「気を付けろ!」と、叫んだ。
煙はイーゼルに向かって吐かれた。しかし、その瞬間、ルルチェがイーゼルを突き飛ばして、自分が煙を食らってしまった。
「ルルチェ!」
俺はすぐにルルチェの元へ走った。
「おい、リューイチ!先にヒドラを倒せ!」
コマドリが俺に向かって言った。
でも、ルルチェが咳をしながらうずくまった。
こいつは大変だ!
「コマドリ、ルルチェを頼む!」
「交代だ、リューイチ。早くヒドラを倒してくれ!」
「分かってる!」
ヒドラめ。
俺は錬金の剣でさらに、二本の首を斬り付ける。
さぁ、もう一度、紫色の煙を吐いてみせろ!
俺は剣を構えた。
おっと、気が付くと、後ろでイーゼルが、久々のミサイルで攻撃してくる。
ミサイルはヒドラの体に撃ち込まれ、爆発が起こった。
よし、とどめだ!
俺は剣で、ひるんだヒドラを斬り付けた。
ボンッとコインに変わるヒドラ。
「手強い奴だったな」
戦闘が終わると、俺たちはルルチェのそばに来た。
うずくまって、体を震わせている。
ルルチェの体に何が起こったんだ?
俺は動けないでいるルルチェを背負って、近くにあった小さな村に宿を借りて、そこの空いているベッドに寝かせた。
こいつはどうする?ルルチェが何かにやられたみたいだ。
俺たちにはどうすることも出来なかった。
「一体これは何の症状なのでしょう?」
イーゼルの言葉に、コマドリが反応する。
「まさか、これは‥‥‥、毒?」
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