第三百八章・俺とイーゼルの対決!!
少し更新時間がズレました。すみません。
第三百八章・俺とイーゼルの対決!!
イーゼルは占い師から、いずれ俺と戦うことになると言われていたらしいが、それはこの料理対決のことを言われたのだろうか?
まさかな。
そして、俺とイーゼルを含む、五人が料理対決に出場した。
どこで食材を調達しても構わないということなので、開始の笛が鳴った途端に食材を求めて走り出した。
他の四人は、市場へ行って、食材を物色する。
しかし、俺は行くところがあったので、そこへ歩いて行った。
* * *
五人とも戻ってくると、持ってきた食材を使って、料理をし始める。
俺はもう、何を作るのか決めていた。
フライパンに油を敷くと、卵を割って、炒める。ちゃっちゃかさせると、刻んだ玉ねぎと人参、それに豚肉のスライスをさらに細かく切って、それも炒める。次に塩と黒コショウを振って、最後にお米をドンと乗せた。
そして俺は、再びしゃもじを動かし、またちゃっちゃかし始めた。
俺のフライパン捌きは芸術的だった。
もしも、料理の動きを判定する点数があったら、10点満点だろう。
最後に俺は、ごま油で味を調える。
もうお分かりだろう。俺はチャーハンを作っていたのだ。
そしてジェイドおばさんから分けてもらって来たゾミーで、海草を使ったダシを取ってあったお湯にとくと、みそ汁を添え物として作った。
俺の料理は完璧だ。
そして他の四人も料理を終えて、作ったものをテーブルに並べる。
イーゼルは鍋料理を作ったようだ。
さてさて、お互い料理の出来栄えはどうかな?
イーゼル、勝負だ!
あ、あと他の三人の方たちもね。
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