第二百八十九章・風邪っぴきの俺〈前編〉
風邪には注意しましょう。読者の皆様には感謝しか無いです!!今後も小説を続けたいと思います!!
第二百八十九章・風邪っぴきの俺〈前編〉
俺はベッドで寝込んでいた。熱があるのが分かる。まさか、俺も風邪をひくとは‥‥‥。
俺は少し眠った。数時間後には、一度目が覚めた。
イーゼルが水を持ってきてくれた。
「リューイチ、これを飲んでください」
「ああ、ありがとう」
俺はベッドから体を起こし、コップに入った水を飲む。
「サンキュな」
「いいえ」
「他のみんなは?」
「部屋でカードゲームしてますよ」
遊んでるのか‥‥‥。
まぁ、俺がこんなんだから、しばらく何も出来ないのは分かるが。
「イーゼル、何か軽めの食事は手配できないか?」
「わたしが作りましょうか?」
「え、いいの?」
「はい。これでも料理は出来るんですよ」
「そりゃすごい」
「じゃあ、待っていてください」
そう言うと、イーゼルは部屋を出て行った。
しばらくすると、部屋の外で声がした。
聞いたような声だ。
ノックの音が鳴り、部屋のドアが開くと、そこにいたのは、旅の医者のリドア・テールスだった。
「こんばんは。またお会いしましたね」
何というタイミング!
「まさか、今度はあなたが病気になるとは、これも縁ですね」
縁どころじゃない。また同じ宿で出会うとは。
「リドア、あなたもこの国へ?」
「ええ。この時期はこういう地方は、病気が流行りますからね」
「な、なるほど」
「では、手っ取り早く、注射しましょうか」
エルフが採ってきた薬草で調合した薬を、直接体内にぶち込むやつか。
俺は腕を出す。
俺は注射は苦手ではない。そんなに痛いとは思わないのだ。
それに風邪には注射がよく効く。
俺は注射してもらうと、その後はゆっくりと眠った。
今日は地震がありました。震度3のようです。外は雪が降っています。寒いなぁ‥‥‥。