第百四十三章・強盗団の正体!
昨日は眠れませんでした。起きるのが疲れます‥‥‥。
第百四十三章・強盗団の正体!
戦闘配置に就く俺たち。エヴァを守るんだ。
こちらの戦力は剣と魔法、連中は鉄砲を装備していた。
「ヤバい!奴ら、近代兵器を持っているぞ!」
俺は叫ぶ。
銃弾の弾幕が、岩場に隠れた俺たちを襲う。
「なんなのだ、アレは?」
コマドリが言う。
「火薬で鉄の弾を飛ばす道具だよ。武器といってもいいがな!」
こういう説明でいいのかな?
敵は七人。
剣と魔法の世界で銃は反則だろ?
いや、この場合、戦いに卑怯もクソも無いのだ。
そういう世界なのだから。
ただの人間にとって、装備する武器は限られている。それが銃だろうと大砲であろうと、何でもいいのだ。
こちらは魔法やら剣やらで武装してるのも、それはそれで兵器と呼べなくも無いのだから。
こちらが岩場に隠れていると、相手が叫んできた。
「おい、ツタイを持っているだろ?こっちによこせ!」
こっちも言い返す。
「そっちもツタイを手に入れて、大金に換える気だろ?」
俺は返事を待った。
「バカにするな!ツタイは俺たちプロコトの末裔の物だ!」
どういうことだ?
「ツタイを手に入れてどうするつもりなんだ?」
「ツタイは古代ピラミッド、アステアールの頂上にはめ込めば、そのピラミッドに封印されている強大なエネルギーを開放させることが出来るのだ!それを開放できればプロコト王国は再び蘇るのだ!」
なるほど、そういうことか‥‥‥。
「エヴァ。先に行け!ここは俺たちに任せるんだ」
「え、でも‥‥‥」
「俺はチートスキルの持ち主だ。それに仲間は皆、頼もしい。だから大丈夫だ」
「分かりました。ご武運を!」
エヴァは先を急ぐ。
「さて、人間相手にどうする?」
俺は皆に話しかけた。
「奴ら、鉄砲を持っているんだな?」
と、コマドリ。
「ああ」
「人が発明した、人殺しの道具なんですね?」
イーゼルも言った。
「そうだ。決して鉄砲の前には出るな」
「飛び道具でしょ?わたしがバリヤを張りましょうか?」
ルルチェは提案してきた。
「あいつらはプロコトの末裔と言っていたわ。そんな人たちが、まだいたのね?」
「たった七人で国家を再建するつもりなのか?」
「ピラミッドのエネルギーを求めているようだから、その力があれば、国家を建立させることが出来るってことか」
「じゃあ、ツタイを手に入れたら‥‥‥」
ツタイにはそんな秘密が?
これはどうにかしないとな。
読者の皆さんは眠れてますか?睡眠は大切です。ご健康を心よりお祈りしてます。