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短いです・・・


「では、実技のテストを始めますので、呼ばれた人はこの扉から入ってきてください。」


今日はやっと、実技テストの日。

ヒロインちゃんの運命?が決まる日でもありますね。

ちなみに、ギルドの依頼はあの後隙を見て逃げ出したので依頼を受理してもらえなかったので、実技テストが終わったらもう一回行く予定。

あそこに彼が何回か来ていることがわかったので、私じゃなくてウェリに行って貰えばいいのよ。実際、ウェリは私のパーティメンバーだったはずだし。確証はないけど。

人間の大きさに慣れるし精霊にぱっと見分からないと思うのよね。ギルドマスターはわかっちゃうかもしれないけど、それくらいならいいかってところ。


話がずれたわ。この実技テストの話なんですけれど、結構私ラノベとかも読んでいたはずなんですよ。

でもね、こんな就職の面談みたいなテストの受け方なんて描かれていなかったのよ?

どんな試験か?気になるでしょう?


今いるのは魔法を練習する大部屋、まぁ強いて言うなら練習場ね。

そこに何個もあの有名などこでも〜のくだりのアレですね。そのドアが魔法で出現していて、その中に何人かの先生がいるんだけど私達生徒はそこに呼ばれて入って、テストを受けるというものみたいなの。

練習場は軽く野球とかできるようなドーム型の場所で、まぁ、この人数をこなすんだから当たり前よな。って話なんだけど、ドアは何個もあって自分が持っている属性でだいたいテストを見る先生が違うんですよ。亜空間につながっているらしく入ってみると結構な広さがあるんです。前回のテストもあんな感じだった。

よくよく考えると、先生だって自分に持っていない属性はチェックできないよね。うん。

それで結構効率良く回って一応テストは全員受けたとしても午前中が終わるかな〜ってところです。


呼ばれる順番も前回のテストの成績の悪い順番だったり、良い順だったりその先生によってまちまちなんだけど、多くは授業の具合を見てあまり余裕がない人が先だったりする。まぁ、理由は簡単。呪文の速さとか(これに関しては言わなくてもできる人もいるけど)魔法の出現スピード、錬成具合等いろんな観点から評価をつけるのに魔力保有量・派手さを観点として考えられていた時代があってその悪習を消すために、アドバイスを含め長く時間を取ることが特に重要視されてきたからと言われているみたい。


私はもちろん本気を出さないので、


実際、中で行なわれている試験はこちらと向こう側で流れる時間の速度が違うけど、見ている先生たちにも体力精神力の限界があって、その中で何回か休憩が行われているらしい。そこで一回りフレッシュされてまた新しい目で見ようと思うらしいんだけど、先生たちも人間だから凄いものを見た後にしょぼいのを見ても正当な判断を下せるかわからないっていう裏事情もあるらしいけど。

ちなみにこの魔法具は昔の偉〜い魔法使いが生み出した代物でその魔法使いは時間を操ることができたから作れたと言われている。こんな個数を作成するだけの魔力量と発想がまぁ、少なく見積もってもチート。ドア自体がオリジナルじゃないかもしれないけど、それをものに魔法を固定させてずっと維持させて使うことができるようなものを作ったっていうところがすでに。

このことまでゲームではやってこなかったから実際、やってみてわかったことなんだけどね。ゲームはグループ対戦式のトーナメント制みたいな感じなのはあったけどね。盛り上がりは大事だからこう言うテストはなかったからね〜地味だからね。

一応、実際この学園には武闘大会はあるんだけど、それが行われるのは来年から参加資格がもらえてとかで以外とゲームに沿ってはいないんだよね。

だからですね・・・


「何よこれ!実技のテストってトーナメント制の武闘大会のことなんじゃなかったの?!」


そうだよね。はじめはびっくりするよね。でもこれは『この世界』に生きる人なら初めから分かっていたことだからね。


「見苦しい・・・神聖な実技テストに何を言っているのかしら・・・」

「本当ですわ。彼女は本日までテストの説明を一切聞いてこなかったのかしら?」


早速お小言がてますけど、それでも私達が言うことによって周りの人たちも同感気味。それはそうだよね、あれだけの大物たちを引き連れてしかも、バロニ様に幾度となく絡まれて?いるわけで。自覚しないヒロインもすごいなーって感嘆しちゃうけどね。


そんなこんなで転入生なのも含め、早めに呼ばれたヒロインを見送りながらみんなで雑談しつつ。


あら、そんなこんなで私は呼ばれたので行ってきますね。きっと私がいない間にヒロインが戻ってくる気がするので、この後の展開が見れなくて残念ですが。



「アイラさん、お久しぶりね。」


燃えるような赤のストレートサラサラヘアーをお持ちの月に変わって〜に出てくる巫女さんみたいな女性。

それが私の実技てストの担当の先生です。どうしましょうね。私の前世での年齢がバレますね。


先に私は全出力でテストは受けないと宣言しておりましたが、私の担当の先生は私の属性とギルドに行っていることを知っているの一人なのである程度評価はしてくれます。

ばれないかと思っていたのですが、やはりね、元ギルドで活躍していた人にはバレるんですよ。


実際、全部ばれているわけではないのですが、エルフじゃないんですけどある程度見える目なんだそうで。

おそらくウェリをどこかでみて私の精霊だと把握したのかと思われます。

はじめに、申請と属性の個数が合わないと指摘されたので。


私の記憶が戻る前に言われていますが、まぁ、性格はほぼ変わっていないかと思いますから、その時も見なかったことにしてくださいとお願いしておりますね。


ちなみに、彼女の属性は赤と無色。基本的に無色においてはあまり評価対象にならないんだそうです。

というか、評価できる先生がいないというのが正しいかな。多分だけどこのドアをを出現させるには黒のブラックホールを作る要領でドアの内部を、無色で時間とドアの顕現をさせていると思われる。

だから私にも言うなれば実現可能ですけどその後の定着させる作業やどういう発動条件が必要かとか連続性には私は特化していないばかりか、大量の魔力が必要になります。魔力の量に自信があってもあくまで私はモブBですので、そこまでのチートはありません。


そしてなんと、私の担当の先生はこのドアを作った方の子孫です。黒が現れた人は今のところまだ数人しかいないみたいだし、知っている人は極少数。私が知っている意味はもちろん私の大切な精霊達から聞きました。

結構精霊達は仲良くするとおしゃべりになったりします。もちろん信頼を勝ち取るのは容易ではないと聞いたことがありますけどね。


話が脱線しましたね。


「アイラさん今回はどうしますか?高い評価をお望み?」


「いいえ、先生。私から言うのも変ですけれど可でお願いできますか?

優や、期待をつけられたくはないわ。」


普通はこんなこと聞かれません。私がモブで軽くチートであるが所以です。


「本当に欲のない子。そうね、そうしたら見せていただける?貴女の魔法を・・・」



_/_/_/_/



皆様、期待させちゃいました?


ええ、ええ、実技てストは終わりました。


もちろん、申請している属性の魔法しか見せておりませんけど


「私の目が節穴だって言われちゃうわ見た人が見たら・・・」


と、先生が呟きがながら「可」をつけてくれましたよ。





ガチャっとドアを開けるとそこにはバロニ様とローエン様のお姿がありました。

もちろんその先には沢山の野次馬とヒロインに攻略対象である彼ら。



うわっ、見逃したっ!!

急いで2人の元へと近寄ります。

はっきり言って色々とイレギュラーなことが多いためというのもあるし、私が知っているストーリーも限られているためこんな場面は知らないのですけれど!


「ミーナさん、実技は如何でしたか?手応えは御座いました?」


あ、まだ始まったばかりみたい。


「ご心配ありがとうございます。私が今できる限りの結果を出せたと思います。」


「まあ、何よりですわ。結果は追って発表されますものね、楽しみにしておりましてよ。

それから殿下、王妃様がお呼びでしたわ。本日学園が終わり次第王城へいらしてね、と言うことでした。」


「ああ、わかった。では、これで我々は失礼する。」


わお!言伝に対するお礼とかもないのね。これはある意味王妃様に伝わったらお小言必須パターンだけれどね。

どっちが突っかかっていったのかわからないけどあっさり終わってなんかつまらないですね〜。


「ローエンさん、あら、アイラさんも取られていたのでごめんなさい、気づかなくて。」


「お気になさらず、先ほど戻りましたのでそれほど時間が経っている訳ではないのです」


「そうなので、とりあえず私はまだ呼ばれておりませんけれど、お二人はどうされますか?」


あ、ローエンさんはすでに呼ばれたのかしら?


「私はもうすでに実技てすとは終わりましたので今日は彼に会う予定ですのでこれで失礼させていただけたらと思います」


「わかりましたわ。よろしくお伝えくださいな。」


「ありがとうございます。バロニ様」


「アイラさんはどうします?」


今日は早く戻って寝て、朝一で明日ギルドに行こうかな?


「今日は戻りますわ。」


「では、皆様各々過ごしてくださいな。ごきげんよう。」


「「ごきげんよう」」


そう、この挨拶本当になれないわ〜。


_/_/_/_/




で、なんで会うかな〜〜〜〜〜〜??!



「この後ギルドに行くの?」













お読みいただきありがとうございました。

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