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人間発見です

二日ぶりの投稿です。

目を覚ますとそこは何も無い丘の上に、立っていた。

「此処はどこ?」

そう思い辺りを見回すと、あちこちで小競り合いみたいな戦いがあちこちで繰り広げられていた。

「さてどうするかな?」

そう言いながら自分の所持品を確認している。

「何か凄そうなナイフ2本と少量の見た事無い果物、後奇妙な鎧を装備してるだけと微妙?」

と、何故か幼げな高い声が響く。

何もしない訳には行かないので、取り敢えず一番近い戦場に向かって駆けて行った。

戦場の怒声が聞こえてくる位の距離まで近づいたら、走る速さを緩め歩いて辺りを警戒しながら歩いて見学していく。

良く見ると、戦っているのは魔族同士ではなく人間対魔族の、構図であった。

「依頼をこなすために参戦した方がいいのかな?」

ふとそこで不意に出た依頼が何なのかは分かるが誰に頼まれて、どうして依頼を受けたのかが不鮮明で記憶にロックを掛けられたみたいにモヤモヤした気持ちになった。

「モヤモヤするけど考えれば考えるだけ頭痛くなるし、考えるのやめよ」

そう割り切って思考をリセットしようとする。

そうしようとした瞬間森の奥で女性の悲鳴が聞こえた。

悲鳴を聞いた瞬間弾かれたかのように悲鳴の聞こえた方向に、全速力で走り出した。

目標の場所は走って十秒足らずで着いた。

そこには、人間の女性とその女性を守るように甲冑を着た人間が三人居た。

四人が四人共満身創痍で、とても戦えそうに見えなかった。

その四人を囲むように八人の男の魔族が、下衆な笑みを浮かべて武器を構えていた。

それを見た途端体が弾かれたように、人間と魔族の間に入りナイフを抜いた。

「誰だテメェ」

そう一人の魔族が凄み他の七人も私に武器を向けてくる。

「雑魚臭が物凄くして嫌だなぁー」

そう呟くと先程叫んだ魔族がもう一度叫んでくる。

「見かけね顔だが名前を言えここらの者じゃないだろーが」

そう言われ怠そうに私は、答えた。

「レーヴェ、レーヴェ・キルシュバオムだよ…」

そう言った途端ナイフを踊らせ次々と魔族達を切り伏せていく。

「まあ…覚えて欲しくないけど」

そう機嫌悪く言いながらナイフをしまう。

それを見蕩れる様に見ていた人間達が、レーヴェの声で意識を現実に戻した。

「?」

首を傾げてコチラを見上げる様に見てくる。

年は見るからに14〜17だろうか、透き通る様な銀色の髪に対局するように飲み込まれそうなほど黒く美しい黒色の目幼さを残しながらも美しい大人の色香。

そんな《彼女》を魔族だからと警戒したくとも出来ない容姿に助けられた現実に、人間達は対応しようにも困って出来なくなっていた。

その態度にレーヴェは目に見えて不機嫌になって行く。

「すいません魔族に助けられるとは思わなくて私はサーシャと言います」

そう言って前に出て来たのは、3人の騎士に守られていた女性だ。

「魔族?」

レーヴェは首傾げて不思議にする。

それを聞いてサーシャは驚愕していた。

「いえ、その言いにくいのですが、お姿は魔族の者だと女性にはもおしわけないのですが?」

それを聞いた途端物凄くレーヴェは不機嫌になった。

「私は男だよ女ではない」

そう言ってこの場から離れようとした。

「あの、恩返しをしたいのですが」

「今はいらない、後であった時帰して」

レーヴェはサーシャにそう言って来た道を戻って行った。



次の話は、二から三日後に投稿します。

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