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休み時間の神事  作者: 山原喜寛
第三章
3/8

時を超えて

「ここは…」

窓際の女の子が驚きの声を上げた。しかし、彼女の姿が少しずつ変わっていく。髪が長くなり、制服も変わって——

「こたに?」しゅうは息を呑んだ。

そう、窓際の女の子の正体は、いや、彼女として現れていたのは、こたに本人だった。

「しゅう」こたにが悲しそうに微笑んだ。「やっと会えたね」

挿絵(By みてみん)

しんじが状況を理解しきれずに立ち尽くしている間に、また新たな人影が現れた。もう一人の女の子——転校生として短期間だけ在籍していた生徒だった。

「私がこの状況を作ったの」その女の子が静かに言った。「あなたたちの誤解を解くために」

しゅうは混乱した。「誤解って何のことだ?」

こたにが一歩前に出た。「あの日のこと、覚えてる?」

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