「444」武智将次
関西出身で、体格が良く明るい青年。大学進学を機に上京してきたところ、まもなく管理者の手で閉ざされた街へと送られてしまう。そのためまだ関西弁が抜けておらず、関東の女性へのよく分からない憧れを持っている。
元リーダー、小笠原美音の熱狂的なファンの一人。彼女を「尊い」などと称え、話すときはガチガチに緊張しているという限界オタクっぷりを見せる。
その後、美音の仇を討ちたい気持ちを押し殺し、菅井の決定に従ってスチュアートらの手先になる。しかし迷いが完全に消えたわけではなく、機を見て能見たちと和解した。
風を操る力と、「戦闘が長引くにつれ、攻撃力が上昇する」という能力を併せ持つ。
前者は、武智の動作に応じて周囲にかまいたちを発生させ、それにより敵を切り裂くというものである。これが厄介なのは、見かけ上の攻撃軌道と、かまいたちの攻撃軌道が異なる点だ。風による攻撃は目に見えないため、芳賀の回避能力を破ることもできる。
また、後者の特性を活かせば、管理者にもダメージを与えられるほどの威力を発揮できる。トリプルエイト(=清水唯)の援護を受けた状態でなら、能見とほぼ互角に戦うこともできた。
菅井ら四人のグループ、そこに所属するナンバーズの中では、アタッカー的な役割を務めている。