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サウザンド・コロシアム  作者: 瀬川弘毅
(キャラクター紹介)
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「999」菅井颯

 トリプルゼロ(=小笠原美音)が率いていたグループの、二代目リーダー。ホストを連想させるような、やや崩れた感じの外見を持つ青年。前髪が長い。


 美音を管理者スチュアートに殺され、彼らに「従わなければ彼女と同じように殺す」と脅された。管理者へ復讐したい気持ちも十分すぎるほどあったが、美音にグループの未来を託されていた彼は、仲間たちを守るためにスチュアートの要求を呑む。以後、彼らの命令通りにサンプルの回収と邪魔なナンバーズの排除を行う。



 彼の能力は、「停止」。指を鳴らす動作をトリガーとし、視認した対象の動きを五秒間封じる。これを受けた相手は体が硬直し、思い通りに動かせなくなってしまう。


 菅井自身は際立って高い攻撃力を持たず、動きを止めた後は通常の武器で仕留めるか、あるいは仲間に任せている。彼一人だけで戦うことはほとんどなく、基本的には味方のアシストに徹する。


 敵の動きを問答無用で止める、すさまじい能力を持つ彼だが、「目で見たものしか停止させられない」という弱点もある。芳賀のように「残像さえ捉えられればどうにかかわせる」わけではなく、鮮明な映像として捉えられないと上手く発動しない。そのため、高速移動するケリーには停止能力を使えなかった。また、光学迷彩を使ったスチュアートにも苦戦することが多かった。


 指を鳴らす動作をトリガーとするので、腕が動かせないときも能力の発動は難しくなる。美音が殺されたとき、怒り狂った彼は停止能力を使おうとしたが、アイザックに腕を撃たれて不発に終わった。



 なお、「一度に一体ずつしか停止させられない」という制約もある。しかし、これは連続で発動すれば良いだけであり、弱点と呼べるほどではない。


 長い間スチュアートら管理者に従ってきたが、能見たちがオーガストを追い詰めたことにより「管理者を倒せるかもしれない」と微かな希望を抱く。スチュアートの妨害を受けつつも能見たちと同盟を結び、今まで自分たちがしてきたことを詫びて、管理者へ反旗を翻した。


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