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サウザンド・コロシアム  作者: 瀬川弘毅
(キャラクター紹介)
10/216

「000」小笠原美音

 細いフレームの眼鏡。艶のある長い黒髪。カットオフショルダーの白のニットという出で立ちの、おっとりした女性。菅井たちより二、三歳年上らしく、ゆるふわ系のお姉さんキャラとして仲間から慕われていた。


 殺し合いを嫌う優しい性格で、その人柄でグループの皆をまとめ上げた。自分の魅力を理解しているがゆえの効果的な立ち振る舞いで、武智や和子を魅了するアイドル気質だった。


 街に来る以前は、音大でピアノを専攻していた。技量は確かなもので、コンクールで入賞したこともあるという。



 彼女はあらゆる自然現象を操る力を持っており、暴風、落雷、自然発火などの多彩な攻撃を使えた。蜃気楼を発生させて敵を幻惑したり、津波を起こしたりすることもできたようだ。ナンバーズの中でも一、二を争うほど強い能力であり、攻撃パターンも豊富であった。


 しかし、強すぎる能力ゆえにスチュアートから危険視され、光学迷彩を使った彼に不意を突かれて絶命した。


 美音には彼の姿を見ることはできなかったけれども、死の直前に菅井へ

「もしも私に万が一のことがあったら、そのときは菅井くんに後をお願いしたいの」

と伝えている。まるで自分の死を予感していたような態度だが、もしかすると能力によって周囲の微妙な変化に気づき、スチュアートの存在を察知していたのかもしれない。


 『サウザンド・コロシアム』本編で美音が戦うシーンはないものの、菅井たちの口ぶりから、相当な実力者だったことは容易に想像できる。スチュアートに殺されたことが惜しまれるキャラクターである。


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