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フリー台本集  作者: エモエモ・フェチ・会
1/2

吸血メイドの性


面倒だったので!マークの後ろに一マス開けてませんが許してくださいなんでもしまry


本編


あら、大丈夫でしたか?ぼっちゃま。いましがたそこのクズどもに暴力を受けていたように見えたのですが?

え、そんなことない?......ふーん、まあぼっちゃまがそこまで必死に言うならばそうなのでしょう。

ではお屋敷のほうに帰りますよ。食材もたくさん買い込めましたし、家にはカレーがあります。

楽しみにしててください。

あの......すみませんが、退いていただけますか?(低目に)貴女方を見てると衝動的に殺したくなりますので。

ほら、ぼっちゃま。何をボーッとしてるのですか、お手をください。はぐれないように今度はちゃんとにぎっておきますから。

そろそろ雨も降りそうですし、そうなってはワタクシ身動きがとれなくなってしまいます。ささ、帰りましょう。


ギィーバタン!


ちょっと泥がついていますね。私は料理を温めておきますから、ぼっちゃまは先にお風呂に入ってきてはどうでしょう?

トントントン(足音)

えっ?なんでついてくるのかですか?それはぼっちゃまの健全なる成長を記録するためですけれど、ダメなのですか?

いっ、一緒に入るだなんてそんな、おこがましいこと出きるわけがございませんっ!(照れ)は、破廉恥では!?(破廉恥っていうんですかね?)

もう、びっくりしましたわ。ワタクシはキッチンに行きますので、ごゆっくり。


......


あら、御上がりになったのですね。カレー温まってますよ。

どうですか?美味しいですか

それは良かったです。凄い嬉しいです。ワタクシここでの生活になれてきたということでしょうか?

ん、どうかしましたか?ぼっちゃま。どうしてこんなに良くしてくれるのか、ですか?それはワタクシがぼっちゃまの事を愛しているからですよ。

メイドとして当然のことですから。

いいですか?ぼっちゃま。貴方様は強い子です。今よりももっと小さい頃に親を無くしても、それにめげずに頑張っているぼっちゃまをワタクシは好きです。

だがら、そんなことは気にしないでください。ワタクシはずっとぼっちゃまの。いいえ、ぼっちゃまだけのメイドですから。

世界中のどんなことからも貴方をお守りします。 愛します。尽くします。

ですからずっと、一緒にいましょうね?

あら? お手が止まってますよ。おかわりもありますから、どんどん食べてくださいね。

フフ、ワタクシは貴方様と二人きりで生活できるのがが幸せなのですよ......



ガサゴソ(物音)


さて、ぼっちゃまはよく寝ておられてますし。一仕事しにいきますか。


バタン(扉の音)


元気にしてましたかぁ?クズども。地下で鎖に繋がれて、よくお似合いですね。よくもぼっちゃまの事を殴ってくれましたね、ぶち殺してさしあげます。

あら、同族の吸血鬼がどうして人間ごときとつるむかですか?

ハハッ、ハッハッハ!(哄笑)

貴方達には一生わかりませんよ。

ワタクシの正体を知っても同じ様に優しく接してくれたぼっちゃまへの愛は。

ええ、ぼっちゃまはワタクシが吸血鬼だということを知ってますよ。

だからあの時ワタクシが貴女方を殺すのを必死に止めていたのです。

ぼっちゃまは優しいですから。

ですが、ぼっちゃまがお許しになったとしてもワタクシの怒りは静まりませんから。

安心してください。直ぐに殺します。

ワタクシもぼっちゃまの横で添い寝をしなくてはならないので。

では、さようなら





読んでくださりありがとうございます。

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