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僕は夢遊病、寝ているうちに妻を殺しちゃった!?

作者: 七瀬




僕は、子供の頃から【夢遊病】だった、、、。



子供の頃の僕は、、、?

食い意地が張っていて、食べ物があればずっと食べているような子供。

よく母親に、肥満にならないように食事制限をさせられて我慢していたんだ!



そんな時、、、!?


僕は、寝ている間に冷蔵庫を開けて中から食べ物を見つけて、、、!

むしゃむしゃと何かを食べていたらしい...。



母親は僕を見つけて、こう言ったとか、、、?


『海! こんな時間に、こんなところで何してんの、、、?』

『・・・・・・』 

『食べるのをやめなさい! 海! 私の話を聞いてるの、、、?』

『・・・・・・』

『もう、やめなさい海!』

『・・・・・・』



僕はその時、、、寝ていたんだ、、、! 

僕が寝ている間に勝手に冷蔵庫を開けて中に入っている食べ物を

食べていただけ...。




僕は母親に頭がおかしくなったと思われて、病院に連れられて行ったら、、、?


病名は、【夢遊病】と言われたんだよ!


僕が無意識のうちに、何かを僕がしているだって、、、!

それが、僕がぐっすりと寝ている時だったんだ、、、!



これって? 治しようがないね、、、!

お医者さんも、薬はくれるけど、、、?


治しようがないと言われている......。





そんなこんなで、、、。

僕も大人になり、素敵な奥さんも見つけて、、、。

今! 奥さんのお腹の中には僕たち二人の赤ちゃんがいるんだよ!


僕は、物凄く幸せだった、、、!







・・・・・・




この時までは、、、?



僕は、相変わらず【夢遊病】で、夜中に僕は寝ながら冷蔵庫を開けて中に

ある食べ物を食べるクセは治っていなかったんだ、、、!


大人になった今でも、ずっと...。

僕の奥さんも、僕の母親から聞いていたし、、、!


実際に一緒に住んでいた時に、僕が寝ている時間に冷蔵庫を開けて何か?

食べているところを見ていたらしい...。



それでも、彼女は僕と結婚してくれた、、、!

それ以外は、僕に悪いところがないという理由で、、、。




でも、僕の母親は僕の奥さんに一つ言い忘れた事があったんだ、、、!


それは、、、?

僕が寝ている間に、、、冷蔵庫を開けて中のモノを食べていても

絶対に止めてはいけない事、、、!!!



無理にやめさせると、、、?

僕が怒り狂う事を、話さなかったんだ、、、!



そしてある時、、、。


僕の奥さんが、僕が冷蔵庫を開けて何か食べている時に、、、!

僕に食べさせないように止めたんだ、、、!


『あなた! もう食べないで! 早く、一緒にベットで寝ましょう!』

『・・・・・・』

『あなた! やめて!』

『・・・・・・う.うるさい!』

『やめてて! 言ってるでしょ!!!』

『・・・・・・う、うううっ、』

『・・・あなた、どうしたの、、、? 何処に行くの?』



僕は、どうやら、、、? 寝室に置いてあったバットを持って、、、!

奥さんの頭めがけて、大きく振ったらしい...。


【ドバっ!】


僕の奥さんは、そのまま血まみれになって倒れてしまった。




・・・僕は、その時の事を何も覚えていない、、、!!!

僕が目を覚ますと、、、?


もう、奥さんは死んでたんだ、、、!

それに、奥さんのお腹にいた子供も、、、。


僕は、なんて事をしたんだろう、、、!





僕は勿論、警察に捕まり。

僕が僕の奥さんを殺した事は間違いない、、、!


僕の指紋がべったりと血まみれになったバットについていたしね、、、!



・・・でも、僕は【夢遊病】という病気で、、、。

所謂、【精神病】だから罪には問われなかった、、、!



これが、どういうことか、、、?

あなたに、分かりますか、、、?



僕が殺したのに、罪には問われない、、、!

僕にとって最愛の奥さんとそのお腹にいた子供を同時に亡くしたんだ...。


でも、二人の命を奪ったのも、、、?

『僕自身なんだと...。』



この気持ちを、何処に向付けていいのか、、、?

未だに、僕には分からない、、、。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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