第20話 『アメ、時々ムチムチ』
「――のわっ!!」
「――きゃあっ!!」
どしんっ! と背面に強い衝撃が走った。
そんな仰向けに倒れた俺の元へ、上から物体が三つほど飛来する。その内の一つ――昼食入れのバスケットが俺の頭部にジャストフィット。
瞬間的に明るくなった俺の視界が、再び暗闇の淵へと逆戻りしてしまった。
「痛っててて……」
と、そんな悠長にしている場合ではなく。
俺は腰を摩りながら取り敢えず体を起こし、バスケットを両手で掴んで頭から引き剥がすと、直ぐ様辺りに視線を走らせる。
そこは、もうすっかり見慣れた『LIBERA』の店先だった。
案の定、と言ったところで、やはりボッフォイは俺を外へ放り出したらしい。本当は『ファクトリー』で魔術的な仕組みが施された、例の“古びた暖炉”から『ファクトリー』と称される建物の裏口へと退出するのが一般的なのだが……。
無論、先程の村長と魔術師の女性もそこから退出したはずである。
「あんにゃろう……なーにが『ありがたく思え』だ。腰打って痛い思いしただけじゃねぇかイテテテ……。ったく、やっぱいけ好かないクソジジイだな、あいつは……。少しでも友好的になれたと勘違いしてた俺がバカだったぜ」
「あ、あの……ユウさん?」
「ん? なんだよフランカ。お前もそう思う――」
そこで言葉は途切れた。
なぜなら、『だろ?』と聞こうとして振り返ったそこに――――頭上にフランカがいたからだ。
「って、ぬぉわァああああああ!? こ、こここれはこれはフランカしゃんッ!?」
その時ブワッと、突如全身に脂汗が、夏場の気候でもないのにまるでスプリンクラーの如く噴き出してくる。
誠に誠に昼食が長引いてしまい申し訳ありませんでしたァ! と即座に平身低頭の構えに入ろうとしたが、それを遮ったのも同じくフランカだった。
「い、いえ……そこまで謝るほど時間は経ってませんよ。実は、私も今帰ってきたところなんです。だから、午後からの営業はこれから……ということになるので」
「……へ? そうなの?」
パッと顔を、若干怯えながら上げると、そこには俺の反応に困惑してはにかむフランカが。
そして、フランカが指で指し示す方――真後ろへ首だけ向けてみると、確かに『LIBERA』の緑の扉には吊り下げ式の看板が未だぶら下がっており、『ただいま、店内準備中』の文言を携えていた。
それにフランカの言う通り、まだ空は青く澄み渡っており、日は高く昇っている。
「そうか……そうだったのか……。ホッ、良かったあ~。てっきり俺はフランカさんに殺されるのかと……」
「そ、そんなことしませんよっ。それよりも、ですね……あの……ユ、ユウさん……」
「ん? 今度はどうした?」
またも困り顔で眉尻を下げるフランカに、ニッコリとした満面の笑みで安心感を漂わせる俺。
しかし今度はどこか様子が違い、フランカの頬がなぜか薄紅色に染まりつつあった。
「そ、その……早く……っ、は、離して、もらいたいのですが……」
「離す? 何から?」
「…………っ」
要領を得ない物言いに、俺は頭上に疑問符を浮かべて小首を傾げる。
するとフランカの紅潮した両頬はさらに上気し、例の如く、リンゴのように真っ赤になってしまった。
ん? 離す……? “離す”と言えば、必然的に何かから“手を離す”という意味合いになるが……。
――と、思い至ったその瞬間。
俺の右手に、先程までは微塵も感じていなかったとある感触が、神経を媒介としてはっきりと感じ取られるようになった。
それはひとえに言ってしまえば“柔らかさ”なのだが、しかしどこか奥ゆかしい“温かみ”も感じることができて……。むむっ、これは一体何だ……?
モミモミ、と右手を動かすと同時に“それ”も合わせて揺れ動く。
「――――っ!」
ビクッと、フランカが体を捩るような仕草を見せた。
フランカの両頬は――と言うより顔全体はいよいよ火山が噴火するのでは、と思わせるほどに逆上せていて、呼吸にも少々の乱れが確認できる。
おいおいどうした、と心配になって声を掛けようとしたところ、再び右手がモミモミと動き、
「~~~~ッ!!」
また“それ”も動きに合わせてモミモミと連動する。
な、なんだ……!? 俺が右手を動かすに連れ、フランカのHPが摩耗しているだと……!? クソッ、一体何が原因なんだ! 彼女がこんなにも苦しそうにしているのに、俺は彼女に何もしてやれないというのか!? ――しかし、一つだけ解せないことがある……。不謹慎ではあるが、彼女が苦しめば苦しむほど、なぜ俺の右手は気持ち良くなっていってるんだ……?
試しにもう一度右手を動かし、モミモミしてみる。
「モミモミ」
「……ッ!」
……もう一度だけモミモミしてみる。
「モーミモーミ」
「――っ!?」
…………やっぱりもう一度だけモーミモーミしてみる。
「モォーミモォーミ」
「~~ッ!!」
うーん……。……それでもやはりもう一度だけモォーミモォーミしてみる。
「モォ~ミモォ~ミ」
「――――」
うん! もうね、この際だからついでにモォ~ミモォ~ミしちゃおう♪
「ヒャッホゥゥイ! モォ~ミ! モォ~ミ!」
「――って、とっとと私の胸から右手を退けてくださいよッ!! いつまでそうしてモミモミしてるんですかっ!!」
「……ん? ――って、おわァああああああああああッ!! これまた内なる私目が大変なるご無礼を……ッ!! お許しくださいませ!!」
「とか何とか言って、途中から完全に気付いてましたよねユウさん! 最後なんて明らかに『ヒャッホゥゥイ!』とか言いながら楽しんでたじゃないですかっ!!」
「ギクリ。何のことかな? マイエンジェル」
「そうやって澄まして誤魔化してもダメです。額からの脂汗が尋常じゃないですよ、この変態大魔王さん」
フランカはそう言って胸元を隠しつつ、変態大魔王から素早く間合いを取る。こうして羞恥に顔を赤らめながら尻尾を逆立てる姿を見たのも、これで何度目だろうか。
……しかしながらあいつ――ボッフォイは先程言っていた。『不慮の事故なら百歩譲る』と。
そう、これは不慮の事故なのだ。
事実、俺は意図的にフランカの胸をモミモミしようとは思っていなかった(豊穣の女神様に誓って本当です)。
たまたま偶然的に、俺の右手が何らかの拍子――おそらくこの世界だけに蔓延する魔術的な粒子『オパーイ粒子』のせいだと推測される――でフランカの胸に押し当てられてしまっただけである。……まぁ確かに、途中で気付いてはいたが。
それに、これはフランカへの罰、考えようによっては天罰でもあるのだ。
フランカが俺とボッフォイを『ファルシェの呪符』によって半ば強引に引き合わせてしまった――そのことに対する刑罰『モーミモーミの刑』である。
詰まる所俺は、“罪状:ワガママ”というその刑をただ実行に移した“刑務執行人”というだけであり、故にこれで全ては丸く収まった。
豊穣の女神の下、晴れて皆平等に帰したというわけさ。
クククク……フゥハハハハハハ!! おぉ……神よ! 一時の至福――“柔らかさ”と“温かみ”の二物をお恵みくださり、ありがとうございました! この感触を心に刻み、永久に忘れぬことをここに誓います!
それとついでにクソジジイッ! お前にも礼を言う。『ありがたく思え』――あの言葉の意味はそういう意味だったのだな。疑って済まなかった……。せめて……せめてお前とも分かち合いたかったぞ、この柔らかさと温もり……。おぉ……我が同士よ……。
「なんで天に向かって跪きながら泣いてるんですか……。って、感傷に浸ってるところ悪いんですけど、そろそろお店の方に戻りますよー」
機嫌を直した――とまでは流石にいかないが、感情の起伏が大分と落ち着いてきたフランカは、どうやら冷静さを取り戻したようだ。俺に呆れ口調で一声かけると、落ちていたバスケットを拾い始めた。
――結局、いつもこうなるんだよなぁ……。
口元を緩め、俺も直ぐに背中を追った。
「ハァ……。まったくもう、どうしてこうなんですかね、ユウさんは……」
「そういう星の元に生まれたからさ、マイエンジェル」
「そう、ですか……」
「?」
「…………」
妙な間の空け方に違和感を覚えた俺は、バスケットを一つと亜麻色の布に包まれた長剣を拾い上げると、フランカの方に視線を投げる。
すると彼女も同じようにバスケットを拾い上げ――しかしどこか翳りがあるような、そんな考えに耽っているような表情だった。
いつも太陽のように眩しい笑顔で、元気一杯の彼女が、こんな表情を見せるのは極めて珍しい。
「フランカ……?」
不思議に思い、そして俺はもしやと考え付いた憶測をフランカに訊ねてみた。
一応、念のために。
「なぁ……ポルク村で、何かあったのか?」
「――――!」
が、フランカはそれ以上何も言わず、代わりにブンブンと首を横に振ると、
「い、いえっ、別に何もありませんよ。あ、あるわけないじゃないですか。えへへ……」
「…………」
「……そ、そう! そうなんです! 実はさっきポルク村の露店商で果物とか野菜とか、食材を備蓄用も兼ねて結構大量に買ったんですけど、みんなオマケしてくれて……。それで、ビックリしちゃったんですよ! 予定よりかなりお金を節約できたなって! あはは」
「…………」
「はは……」
フランカは笑っていた。太陽のように。
元気一杯に口元を動かし、耳と尻尾もその動きに合わせるようにして忙しなく動いた。
その様子を見て――。
フン、と俺は小さく鼻を鳴らす。
「……そ。なら良かったけど」
「は、はい。そうなんです、ほら」
フランカはそう言うと、また一段と華やかな笑みを浮かべ、持って行った手籠の中身を披露してくれる。
そこには、お決まりのパンズーから始まり、乳製品やらラップルや『オランゲ(オレンジと似た形状の果実)』などの青果類やら新鮮な野菜など――。
中を覗いてみると、なるほど、確かに色彩豊かな食材たちが一斉に姿を曝け出した。
「ほっほー、これはこれは。どれも美味しそうだな……」
「で、ですよね! よ、よぅし、今日の夕飯は久々に腕に縒りをかけちゃいましょうかねっ!」
張り切るフランカは、腕に力瘤を作るように服の袖を捲ってみせた。
「おっ、いいねいいね! 待ってましたー! でも、この食材の量からしてかなり豪勢な夕食になりそうだな……」
「はい。ですから、明日からの昼食――“はむかつたまごさんど”の具材とかは少し増し増しになるかもですね。……ユウさんは、それでも大丈夫ですよね?」
「おうともよっ! 寧ろ望むところだぜぃ! ってか、フランカが増し増しにしたいのであれば、四倍増しでも五倍増しでも……!」
「クスクス。流石にそんなにはできませんよ。……でも楽しみにしていてください、さんどいっち」
「ああ。……ところでフランカよ。今気付いたんだがお前……帽子被ってないのな」
俺がそう指摘すると、フランカは「ええっ!?」と慌てて頭上に片手を翳す。
そして、獣耳に触れると、
「あ……ほんとだ。あれ、なんでだろ……。あ、暑かったんですかね! 今日は陽射しも強いことですし」
「ふーん」
そこで一旦会話が途切れると、フランカは懐から『LIBERA』の鍵を取り出す。
金色の光沢を放つそれを鍵穴に差し込み、ゆっくりと回し、開ける――。
ガチャン! と、入室許可の合図が下ると、フランカは扉を開けて店の中へさっさと入っていこうとする。
カランカラン、と軽やかに弾むベル音に誘われ、俺もその後に続こうとした。
――――と、
「あ、そうだ。なぁ、フランカ……そういえばよぉ、あのクソジジイがフランカに何か伝えたいことがあるんだってよ」
「え、伝えたいこと……? ボッフォイさんが私に? 一体何をですか?」
「いやそれがよ……あいつ、手紙を書いたんだってさ。バスケットに入れたって言ってたけどよ……ホント、見た目に似合わず乙女チックなことしやがるぜ。直接言やあいいものを……」
「え? 何を言うんですか?」
「ゴ、ゴホンゴホンッ!! と、とにかく! 俺とフランカの持ってるどっちかのバスケットにあいつの手紙が……」
大きく咳き込んで話の路線を強制的に逸らすと、俺は自分のバスケットの中身をまさぐり始める。
有耶無耶にされて解せない様子だったフランカも、流石に言及するほどでもなかったからか、俺に倣ってバスケットの中に手を突っ込んだ。
さっきはああ言ったけど、でも俺って、ボッフォイに上から偉そうに言える立場じゃねぇんだよなあ……。
チラリ、とフランカの顔を見やる。
フランカはバスケットの中身を確かめるのに気を取られていて、こちらの視線には全く気付いていない。
はぁ、と俺の口から短い嘆息が漏れたその時――
「お」
……あった。
二つ折りにされた、小さな固い紙が指先と対面し、その感触を即座に脳内で理解した。
どうやら、ボッフォイの手紙はこちらのバスケットに入っていたようである。
「ほれ、あったぞ。これがさっき俺が言ってたその……ボッフォイの手紙だ」
「あ、そっちにあったんですか。ありがとうございます」
バスケットからその紙切れを取り出し、フランカに手渡す俺。
しかし、いざこうして送り主に手紙を渡すとなると、なんだか途端に内容が気になってくる。が、他人の手紙を盗み見るのは男として――いや、“ジェントル糸場”という一人の紳士として恥ずべき行為だ。ここは慎んでおくべきだろう。
だが一方で、フランカはそんな俺の気持ちなど意に介さず、笑顔で軽く頭を下げると、丁寧に紙切れ――手紙を受け取る。
そして折り畳まれた紙面をゆっくりと広げると、視線を落とし、内容に目を走らせた。
俺はもう用無しみたいだったので、先に店内へ入って午後の営業準備にでも取り掛かりますかー、とフランカの脇を通り過ぎようとする。
「まぁ、あのクソジジイの所に行って、いきなり拘束されるわ昼飯抜きにされかけるわで最悪っちゃ最悪だったけど……でも、そんなに悪くはなかったぜ。おかげで同士にもなれたしな。……あ、それでさあフランカ、眼鏡も作ってもらえることになったんだよ。俺に似合うと思う? 似合うかなあ?」
「…………」
「ムフフ、これから紳士スキルを格段に引き上げるアイテム――『メガネ』を装着することで、“ジェントル糸場”に更なる磨きがかかるというわけですな! おっと……紳士と言えば、さっき『ファクトリー』に綺麗なお姉さん――“放浪魔術師”とか言ってたっけ? が来たんだけどよぉ、その人にも『抜け目がないね』って褒められたりしちゃってさあ!」
「…………ユウさん。どうして私が昨日着けてた下着の色が“黒”だって分かったんですか?」
「え? そりゃあれだよ。脱衣所の扉の隙間がほんのすこぉーし開いてて、そこから覗いたらたまたま偶然見えちゃっただけだよ。……で、何の話してたっけ? それでさあ――――」
……ん? あれ、俺って今、フランカに何喋ったっけ……?
そんな疑問から言葉は途切れた。
そして――――思い出した。
「……………………っ」
まるで、餅を喉に詰まらせて窒息しかけているようだった。
それぐらい、顔がみるみる青ざめていくのがはっきりと分かる。
先程までポカポカな陽気に包まれていたはずの体も急速に温度が低下したように思え、暖気を纏っていた温風も今では北風の如く冷たい。
ありとあらゆる動物は死に絶え、森の木々は枯れ、草花はその短い春に終わりを告げて儚く散っていった。
とにかくそんな感じで、俺の中の世界ではたった今終焉を迎えた。死んだのだ。間違いなく。
「…………」
「…………」
……と、言うにはまだ早いが。
だが、窮地に立たされていることは事実である。
では、これからそうなってしまうかもしれない世界の窮地をどう救うのか。
答えは簡単だ。
ただ、知らないフリをしてやり過ごせば良いだけである。
「……そ、それじゃあ俺は、み、みみ店の準備を――」
――そんなわけがないだろう。それで世界を騙せたつもりか糸場有。
逃亡の策を講じるも、ガッチリと俺の服の裾を摘んでホールドするフランカ。
こうしてあっさりと策略は破られてしまい、世界は滅亡したのでした。
「……………………あの」
「…………」
声をかけるも応答しないフランカ。
恐る恐る、勇気を振り絞って、生唾をゴクリと飲み込んで、俺はフランカの方を振り返った。
「…………」
フランカは俯き加減で、その場に佇立している。床には先程の手籠が綺麗に、中身を散乱させずに落ちていた。
代わりに、反対の手には例のボッフォイからの手紙がしっかりと握られており、こちらに紙面が見えるように向けられていた。
「……?」
眉をひそめて覗き込むと、そこに書かれてあったのは、
『フランカの昨日の下着、――黒でした。
ユウさんより。愛を込めて』
「………………………………」
これは、とある記憶。
俺が『ファクトリー』を去る際、ボッフォイと交わした会話の断片だ。
『あぁ……それと一つ、あの御方に伝えたいことがあったから、バスケットの中に手紙を入れておいた。後で渡せ』
あの御方に伝えたいことが……伝えたいことが……ことが……。
ボッフォイの声が鮮明に蘇り、鼓膜の奥で木霊する。
エコーとなって、何度も何度も脳裏を駆け巡った。
そして――――
あ、あんのクソジジイめェええええええええええええええええええええええええ――――ッ!!
憤怒――とは正にこのことなのだが、しかしその二文字に収まりきれない、溶岩の如く煮え滾る沸々とした想いが、今爆発した。
しかし、そうとも言ってられず、
「……ユウさん」
「ビクゥゥッ!!」
よもや脊髄を直接舐め回すような、冷気を帯びたそのフランカの声に名前を呼ばれ、全身に電撃が迸る。
フラフラ、フラフラとフランカはこちらににじり寄り、俺は両手を盾のようにして一歩、また一歩と後退して――。
結局、また店の外へと出る羽目になった。
「あ、あのぉ〜……そのぉ~…………ふ、フランカちゃん?」
店先の砂利道まで押しやられた時、フランカの動きが止まったので、俺はなるべくやんわりとした柔和な表情でフランカの俯いた顔を覗き込む。
するとフランカは、
「ユウさんの…………」
先程と同じ――いやそれ以上に頰を紅潮させ、目尻に一杯一杯の涙を溜めた表情で、
「ユウさんのえっちぃいいいいいいいいいいいいッ!!」
思いっきり手で――と思って回避行動を取った俺だったが、まさかの一回転フルスイングのモフモフ尻尾が俺の横顔を見事に芯で捉え、バシコーン!! とクリティカルヒット。
俺は遥か東の彼方――明後日の方向へと華麗にぶっ飛ばされ、その日の夜の輝かしい一番星になりましたとさ。ちゃんちゃん♪
次回、短いですが間話挟みます。