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復讐の黒き獣  作者: 椎木唯
第二章 王都編
17/38

俺は復讐を誓った。はず。17

(まさか...)


(もしかして...)


(...の?)


声が聞こえた方を向くとやっぱりフルプレートを身に纏った騎士と鎖に繋がれていて、且つ半裸な男がいる。まさか殺されていないとはな...と言うか良くその格好で行こうと思ったな。逆に凄いわ。

「ほんとなのか?どっからどう見てもローブを被った怪しい3人組にしか見えないが...」


「ほ、ほんとだ!ローブは被っていなかったが体格的にも俺が門入る前に一緒にいた奴等だ!」


それを聞いた騎士はうーん、と唸りながら少しの間考えていたが考えがまとまったのか一歩前に出た。

「済まない。コレの無礼は許してくれ」


「はぁ!?」


そう言って騎士は腰にある剣を抜き思いっ切り半裸男を斬った。何回も何回も。身なりから見てそれなりの位にいると思われる斬り付けている騎士は魔獣化発症者...長いので魔人と略そう。んで魔人には個体差はあるが再生能力があるのを知っているのか腕が取れても、足が取れても、胴が繋がっていなかろうと注意を怠らずに斬りまくった。

そして清々しい笑顔(見えないが)で剣を軽く振り、血肉を落とし剣を収めた。

その後は後ろに連れていた部下に死体の処理を任せ去っていった。嵐かよ。

「...なんか色々あって突っ込めなかったですけどローブ被ってる時点で凄く怪しいのになんで言うことを聞かなかったんでしょうね」


「...それに半裸も何故か体格で私達を判断していたそうなので軽く引きますね。と言うか実際引きました。まぁ死んでいるんで構わないですけどね」


アンとリナがそれぞれ呟いたが返答が来る事はなかった。来たらきたで迷惑だからいいんだけどな。




《○●○●○●○●○●○●○●●●○●○●○●○●○●○》



何やかんやあったが見ていた人達は無かったことにして散り散りに去って行った。黒達もそれに連れるように歩き出したが目的の場所が分からないので近くにいた人に道を聞き、気落ち急ぎ足で去って行った。




「へー、なんか、こう、歴史が感じられますね!」


「...無理して言わなくてもいい。逆に惨めになる」


所々に壁に穴が空いており、王都というものが出来てから建ったものです!と言われてもギリ、信じられ無さそうな古臭さ...歴史が感じられる宿屋だ。ちなみに1番ここ安いのだからしょうが無い。屋根と場所があるだけマシだ。...ん?野宿と変わらなくないか?

そんな事は置いといて一回の食堂?の中心に立っている少女に声を掛ける。

「あー、ま、アイツは嘘が付けないからスマン」


「フォローのつもりなら失敗。さっきと同じ様に惨めになる...と言うか流石に嘘でもいいから言って欲しかった」


「ああ、それで1週間程泊まろうと思うが幾らだ?」


「無視。それなら1泊2食つきが160ロケットバズーカだから...1120ロケットバズーカかな。と言うか1120RBね」


「そうか...ほれ、多分これで足りる筈だ」


「うん、丁度。部屋は2階上がって右奥の使って。後くれぐれも床とか壁とか穴開けないでね?」


少し変な喋り方の少女だったが気にしない方面で行く。と言うか初めてお金の単位を知った。RBと言うのは知っていたのだがロケットバズーカが元の言葉だったとは...意味はなんだろうな?

疑問に思ったが少女に言われた通りに2階に上がり右奥の部屋に向かった。階段を上がる途中で「女の子、同じ部屋、夜寝れるかな...」と聞こえたような気もしなくも無かった。

もう、書き方これで良いや!正直無理は体に毒だもんね!ちなみにお金の単位は無難に百行ったら繰り上がる方式です。ボロ(10)、銅(100)、銀(1000)、金(10000)、超強力黄金メタル(1000000000)の順です。ロケットバズーカは...Gを使って表したかったのですがゴキブリみたいで辞めました。正直絶対使い難いです。ボロないと不自由ですね。てか合ってないようなものなんで。最後ぉ

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