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復讐の黒き獣  作者: 椎木唯
第二章 王都編
15/38

俺は復讐を誓った。15

前話で馬車に変なルビが振ってありました。馬車と書いておっさんと読む。流石にびっくりしました。まぁ面白かったんで直しませんけどね。探してみて下さい。あ、完結間違えてやっちゃったみたいなんで元に戻しました(*ノω・*)テヘ

「荷物は...無さそうだな。よし、一人ずつ通って来てくれ」


「黒さん!早く早く!」


門番に言われ前に進む。順番的には黒、アン、リナだ。最後にアイツなのだが顔を伏せていて表情が伺えない。何を考えているのか?そう考えるひまもなく急かされつつも前に進んでいく。くぐり終わろうとした瞬間。


ビービービーッ


門が赤く光り、けたたましい音をたてる。それにびっくりした門番は大慌てで槍を構えた。

「お、おい!魔人がいたぞぉ!早く増援を呼べ!」


と、まぁ普通に考えれば危機的状況な訳だがやった犯人はすぐに分かったし、実際俺達は魔人らしいので否定はしない。だけど悪あがきはしてやろう。

黒は後ろにいるリナに目で合図を送り、リナは待ってましたと言わんばかりにパァと表情が明るくなった。

それと同時に門番が言った増援も到着した。数はざっと見て数十人。ガンガ達はどうやら逃げたようだ。

前にいた、いかにも隊長みたいな奴が一歩前に出た。

「ん、何年ぶりか?魔人が我らのいる町まで来るのは。歓迎してやりたいところだが魔人は全て殺せ、と言われているんでね」


腰に下げた剣を抜き、黒に向けながら叫んだ。

「王都のために死んでくれぇ!?」


「なっ!?」


「おいおい、マジかよ...」


叫んだのと同時にリナが魔力を流し、アイツを魔獣化させる。恐らく隊長っぽい人はいきなり魔獣化したからびっくりしたのだろう。

「ま、魔人なんて聞いてないぜ!」


「早く、早く逃げないと!」


「...」


この隙をついて中に入る。勿論先程と同じ事にはならない。

いきなり入って来たのにビックリしたのか隊長含め何人かが止めに入ろうとするが門が作動しなかったことを思い出し、正面にいる奴が魔人なのだと確信した。それでいいのか王都。

「なんと、魔人以外の人がいたとは...一生の不覚。成敗してくれよう!」


「な、クソッ!俺じゃねぇ!アイツらだ!」


「魔人風情が人の言葉を話しやがって!」


「死ねぇ!俺達のために死ねぇ!」


「へ!これで俺もこの国の英雄だ!」


流石に戦闘している中、見ている訳にも行かないので素早く移動し裏路地へと入る。

そこで急いで着ていた服を脱ぎ捨て、腰に巻いていた布を取り出し被った。顔がギリ見え無い布を覆った三人は何食わぬ顔で裏路地から出て人の波に逆らいながら歩いて行く。





《○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●》


「王都というだけあって人が多いな」


「そうですねー、あ、美味しそうな物発見!」


「ッ!?ちょ、アン黒様の前で」


門から少し離れた所、様々な食べ物、雑貨が売っている場所に来ているのだがアンが...あ、リナに捕まった。

何と言う中途半端な終わり方...てか書き方が元に戻ってる気がする。

シュールなサスペンスでミステリアスな作品の筈なの...いや、そこまででもないか。

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