俺は復讐を誓った。なのです
ふぅ...敵城視察と理由をつけて他の作品を見て回った椎木でございます。いや、楽しかったですよ?自分とはジャンルが違う物を沢山見てまわわわあわわ...
はい、と言うことで時たま更新ということになりますね。文字数万超えだったら文句も出ないと思うんですけどね...いかんせん根性が無いんです、すいません川´_ゝ`川
開けた場所から少しズレた場所に進んで行く黒とリナ。流石にここまで来ればマノン達と合う事は無いだろうと判断し、背中の方に魔力を流すイメージで鎌状の尻尾を出し草木を刈りながら進んで行った。
ガンガ達とあったら...まぁ殺されたとか言えば何とかなるか。
そんな感じで進んで行き少し開けた場所に出た。
草木が生い茂っていた事もありこの場所は何年も人が立ち入ることは無かったのだろう。流石のリナも余りの大きさに口を開きっぱなしだ。
黒の胴体の何十倍もある大木の周りに纏わりつくような感じで蔦が伸びている。そこに日の光がこぼれ落ちるように注いでいるこの光景はまさに圧巻だ。
...あ、少し湧き水もあるみたいだ。
そのことに気づいたのかリナは一歩前に出て黒の方を見た。
「どうしますか?持ち帰りましょうか」
「いや、いい。俺達は水を探しに行ってる訳ではないからな」
持ち帰らないと知り、リナは「分かりました」と言い後ろに下がった。
森の中にいる事を忘れてしまいそうなのんびりとした時間を過ごしていたが、時間を潰すためにやって来たのだからここに留まっておくべきでは無い。そう判断し、テントが張ってあるだろう場所に戻った。
《●○●○●○○●○○●○●○●○●○●○●○●○●》
戻ってみるといい感じに日も落ちていていた。
「おお、黒さん今呼びに行こうとしていたところですよ、いいところで戻って来てくれましたね」
「ああ」
...おっさんの落ちものだと思う木炭が火の中に焼べられていた。道具が無かったので魔法具を使ったのか魔法か、そこはよくわからないが俺が戻ってきたと同時に立ち上がったものだと判断した。言葉に棘が感じられるがまぁ、別に問題は無い。
聞くところによるとガンガ達は既に戻っていてアン達と会話をしていた。どうやら水源は見つけられなかったようだ。
テントの中に入っているようで声しか聞こえないが楽しそうで何よりだ。
「...シバきm」
「いや、いい」
「了解です」
そんなこんなですっかり日も落ちて焚き火の明かりのみが光源となった。そこに鍋を乗せ、様々な食材を突っ込んだ物を食べ、後は睡眠のみなった。
流石に気を使ったのかガンガ、シュール、おっさんの男達とマノン、神官風少女、リナ、アンで別れた。クツークルもガンガ達と一緒だ。
男女混合でも良かったんだけどな...その場合リナが容赦しないと思うが。
俺は敵が来ないか監視をする事になった。と言っても自主的になのでガンガ達___主にマノンがだが___が反対した。命の恩人にそこまでして頂く訳には行かないんだと。その気持ちを組んで交代制と言う事になった。起こさないけどな。
1人___まぁ正確には2人なのだが___で見る事になった。
色々とおっさんが持って来ていたようなのでそれを使って火を保っているとガサッと音が聞こえた。
(...やはりな)
実際いつ質問が来るか考えていたのだが一対一が言いようで。
出て来たものはいいものの、どうすればいいか少し迷っている様子だったが決心がついたのか頬を軽く叩いて黒の方に向かっていった。
「すいません、少し気になる事があったのですが...」
手に持った杖を握り締め、だがそれとは逆に目は力強く黒の方を向いている少女___神官風少女だ。
あ、私は戻ってきた!\(●)/(二回目)
私だったっけ?我だったっけ?見直してこようかな...