Second Days
「・・・はぃ??なっ何いってんのよ。そんなこと言って信じるわけないでしょーが!!!」
そう、信じるわけありません。てか、信じろって言う方が無理な話です。いきなり現れたちょっとかっこいい男の子、空。彼が不細工だったら直に警察に通報してるけど、かっこいいので話だけだったら聞く気にも・・・・まぁなれます。
「いや。本当だから。家の人に聞いてない?」
「・・・聞いてない」
そんな話は一切聞いていないので即答した。すると、
『馬路かよ。だりーなぁー』
(・・・はぃ!?今のは私の聞き違い?えぇ、小さくてよく聞こえ無かったからきっとそう。)
そう思った私は勇気をだして聞いてみた。
「今、なんていったの?」
するとベットに座っていた彼と目が合った。そして、何故か彼は立ち上がり私に近づいて来る。
先ほどの彼と何処となく違う彼の雰囲気に違和感を感じた私は彼と目を合わせたまま後ろに後退する。
が、そんなに広い部屋ではない為、直に部屋の隅に追いやられてしまった。
((なっ何なのよ〜//(泣 なんで来るの///!!))
私の目の前にたった彼は一度にやっと笑うと、私を閉じ込めるように私の耳の辺りの壁に手をつきそのまま私の耳に口を寄せて話だした。
「そんなに気になるんなら教えて上げてもいいけど・・・高いよ(にや」
甘くてよくとおる彼の声を耳元で聞いたせいで私の顔が段々と熱くなった。またこの状況を打破しようと彼の胸を押してみるが力の差でびくともしない。
「おっ教えてくれなくていいから///!!お父さんとかに聞くからまず退いて///!!」
そう言うとかれはにやっと笑って言ってきた。
「顔まっかだし(笑。りんごみてーだな♪」
「うっ五月蝿い//いいから早く退いて」
「・・・・・」
「なっ何よ//何か文句でもあんの//!!」
急に黙りじっと見つめてくる彼にドキドキしながらいう。すると、いきなり腕を引かれた。
「〜〜〜〜〜////!!」
気づいたらやけに近くに彼の顔があり、私達はキスをしていた。
驚いて目を開いたままだった私に彼は気づきゆっくり唇をはなした。そして、
「ご馳走様〜♪てかさ、キスする時目つぶろうね」
そう満足そうにいうと私の部屋から鼻歌まで歌って出て行った。
彼が私の部屋から出て行くと私は、どさっと倒れるように床に座った。
(((キッキスされたーーーー!!!)))
今の私の顔は見なくても分かる・・・・絶対に真っ赤だ。空、あんたいったい何者よっっ////!!!




