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喧嘩

 高校時代、約10年ぶりに再会をした一久と和博は野球部に入部した。しかし、茂雄が同じ高校にいるため、またいじめてしまうのかと不安を感じていた一久は同期の坂本真澄から話を受けることになる。

「深田君、伊藤君が最初の活動に行かず、ゲームセンターにいたんだよな。俺の友人から知ったんだけど」

「菅野君、坂本君が言っていることって本当か?」

「うん」

 茂雄はゲームセンターに行っていたことが監督にバレ、話し合いをすることになった。野球に本気で活動をするつもりでいる一久は、茂雄を追い詰めた。

「お前、野球をやるためにここに来たんじゃないか?」

「まさか、秀喜がいるなんて、最悪だよ。俺の兄を虐めたくせに。人殺しの部員がいて、俺は恥なんだよ!」

 秀喜がいるのにもかかわらず、茂雄は酷い事を言った。秀喜は急に怒り出し、茂雄を殴った。

「おい、俺には人殺しをした家族なんかいねえよ!」

「いるだろうが!」

 部員同士の喧嘩に泣き出したのはマネージャーの根本日奈子だった。数分後、日奈子に連れられたのは内田怜奈という同級生の女の子だった。

 それは小学生の頃、ハンドベルの演奏で茂雄にハンドベルで殴られたことがあった。

 茂雄は怜奈を見ていた。茂雄は怜奈をバッドで殴ろうとした。

「おい、覚えてないのか?お前が怜奈ちゃんをハンドベルで殴ったことを」

 監督はそれを知ると、茂雄を追い詰める。茂雄は嘘をついていた。嘘が嫌いな一久は茂雄を殴った。

 監督は茂雄を呼び出し、しばらく様子を見るとされ、彼も部員として入っていた。

 一久は監督に茂雄のことを話した。監督は何も言わず、一久の話を聞いていた。

「伊藤君って数年前に起きた事件で少年院にいたことがあるんです。」

「じゃあ、なんで高校に入れたんだ?」

「噂で聞いたんですけど、親のコネらしいです」

「まだ状況は確認できてないから、俺が判断できないけど、深田君からの話は他の先生にも話すつもりだ。」

「俺たちは入ってきたばかりなんで、いろいろと経験をすると思いますけど。」

「そうだな。深田君の話は俺の知り合いから聞いている。数年前に少年野球にいたでしょ?あの少年野球の監督が俺の知り合いで、まさか、深田君に会えるとは思わなかったよ」

「久保木先生ですか?」

「覚えているな。久保木君とは仲が良くてね。実は甲子園を経験しているんだ」

「俺は初めて知りました」


 野球部の活動は夜まで続き、日奈子は一久たちの練習を待っていた。一久は和博と大輔を誘い、学校の近所にある牛丼屋を通うことにした。後から翔平、秀喜、紀洋も加わっていた。

 一久は茂雄が起こした事件の真相を知っており、帰宅すると、兄の一茂から茂雄の兄、宣親の話を聞くことにした。

「茂雄君の兄って何があったの?」

「一久、茂雄君が何か言ったのか?お前がいる野球部の部員に秀喜君がいるだろ。秀喜君の親が茂雄君の兄の家庭教師だったらしいんだ。本当かどうかは分からないけど、噂ではそうなっていた。」

 真相を聞けないまま、学校へ向かうと、教室で騒ぎが起きていた。それは茂雄と秀喜の喧嘩だった。秀喜は怒りが爆発していて、机を投げ飛ばした。

「これ以上、俺の親の悪口を言うな!」

「うるせえよ。お前の親のせいだろ?」

 茂雄は以前、両親にゲーム機を壊され、癇癪を起したという噂が流れた。

 秀喜は限界突破し、茂雄を拳で殴った。女子生徒たちは悲鳴を上げていた。


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