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年明け20歳の3月中旬に手術の予約をおさえられた。
足の付け根からカテーテルを入れ、わざと発作を起こさせ、必要ない余分な腺を焼き切るアブレーション手術だ。
手術は意識のある中行うので非常に辛かった。
結果、悪さをしている腺3本のうち1本が難しいところにあり焼けなかった。
術後の診察で具合はどうかと聞かれるが、どうもこうもない。
もとから辛くなかったのだから。
よく分かりません。
医師にとってなんてやり甲斐のない手術だろう。
もちろん手術をしてよくなった(のだろう)が、今後も不正脈は出続けると言われる。
診察はもう必要なく、完治という形。
お世話にならなくなった。
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