表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/15

毒キノコ

「このままじゃ全く神殿に行ける気がしない。キノコを食べるぞ」

ジョニーは泣きそうな顔で頷いた。

俺達はキノコを2本づつ食べた。死ぬほどマズイ。

そして小1時間吐き気に耐えてのたうち回った。


するといきなり来た。頭がグワーンとなり笑いが込み上げて来た。ジョニーもクスクスわらっている。

「よし行くぞ!」

俺は我慢出来ずに大声で笑い出した。

「吉いくぞうだってーー演歌か?ぶわっははっははは!」

ジョニーも壊れた。

「プゲラウヒョープゲラウヒョープゲラウヒョーげらげら」

俺達は笑いながら神殿に向かった。とても気持ちいい。

先程の不安感が嘘のようだ。

とても気持ちのいい散歩が終わり神殿に到着した。

神殿の正面には巨大な人の頭部の像がうかんでいた。

俺達はげらげら笑いながら指差した。

「あたまが、でっかい頭が浮いてるよーガッハッハ」

「あ、あ、あ、頭がプゲラウヒョープゲラウヒョープゲラウヒョー」

巨大な頭部も笑い出した。大きく口を開いた。そして長い舌が俺達の足元に伸びてきた。

「し、し、し、舌が下に降りてきた、したがしたにープゲラウヒョープゲラウヒョープゲラウヒョー」

俺達は舌の上に乗り浮いている巨大な頭部の中に入って行った。

その頭部こそが神殿への入口だった。神殿に入ると中央に失われたアーツが置かれていた。俺とジョニーはその聖なる箱を担いで笑いながら船に戻った。

俺達は笑いながら騒ぎながら離陸した。

大気圏外に出ると目の前には宇宙船が現れた。船の正面にはドクロのマークが描かれていた。

通信が来た。パイレーツ・オブ・エイリアンのキャプテン・チャップ・ナメロウだ。

「おい、バイソン、この間の礼をしに来たっぴゃ」

「来たっぴゃ、きたっぴゃだって笑うっぴゃーげらげら」

キャプテン・チャップ・ナメロウは怒り狂っていた。

「馬鹿にしたっぴゃね。殺すっぴゃ」

「殺すっぴゃ、殺すっぴゃ、だってーーげらげらヴぇらら」

宇宙海賊はいきなり光線銃を撃ってきた。

「ヤバイ!シールド全開、ワープで逃げるぞ。座標入力頼むぞジョニーっぴゃ」「げらげら了解っぴゃ、プゲラウヒョーアハハハハーーー」

俺達はワープで飛んだ。だがしかしワープで出現した場所は第二コロニーの真ん前だった。

急いで舵を切ったが船の底をコロニーの外壁にぶつけて船は吹っ飛んだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ