表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/15

コギトエルゴスム

翌朝・・・二日酔いだ。頭が痛い気持ち悪い。もう酒やめた!

俺は何度同じ事を繰り返すのかね。

ここは第三スペースコロニー「エデン」

俺達はここにあるボロボロなアパートに住んでいる。

2kのベッドルームで俺は目覚めた。隣のベッドではジョニーがTシャツとトランクスで寝ている。

ジョニーとは知り会ってからまだ3週間・・・妙に懐かれて助手見習いとして雇った。


俺はジャケットもズボンも履いたままだ。記憶が途切れている。

俺は朦朧としながらジョニーを起こし、出発の準備をのろのろと始めた。

冷たいシャワーを浴び、ヒゲを剃り歯を磨きトイレにいき荷物を整理した。


準備が整い俺達は宇宙船の発着所シップドックに向かった・・・・・


目の前には俺の愛するKH400が。

見た目は普通の円盤型宇宙船だが、エンジンはボアアップしてあるし光るプラグキャップも装備してる。この辺のシグナルグランプリでは負け知らずだ。


俺達は早速乗り込み第二スペースコロニー「コギトエルゴスム」に向かった。

自動操縦に切り替え俺はジョニーに尋ねた

「ジョニーは戦場に行った事があるか?」

ジョニーはいつもにやけているが、今日は真面目な顔で答えた。

「アニキ最後の戦争は10年前ですから、俺はまだガキだったので兵士になれなかった・・・」

「そうか、俺はあの戦争中爆弾で吹き飛ばされ両手両足切断。両目失明、聴力も失った。」

ジョニーは驚いていた。

「だって普通じゃないですか!全然普通!」


「俺はサイボーグなんだよ。身体の60パーセントは機械だ。驚いたか?」

ジョニーは慌てて首を横に振った。

「いや、全然、いや逆に、いやアニキ超格好いいっす!」

そうこうしているうちに第二コロニー「コギトエルゴスム」に到着した。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ