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人間不信の恋バナだよ。  作者: 朝霧澪
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苦い恋の話

恋は素敵な薬にも人を殺す猛毒にも化ける

この世で1番扱いが難しい

そんなものだと私は思うよ。

どこから話そうか。

これは実話だからね、語り手の私が困ってしまうよ。

では、初めはこう綴るとしよう───



〜最初〜


小学生の時の私は好きな人がいた。

4年間同じクラスだった人だ。

その人とは中学も同じだったんだ。

クラスは違ったけれどね。

それなりに仲は良かったよ。

小学校の時なんか嫌いな食べ物食べてもらったり

年賀状とか誕生日プレゼント交換したり。

それはそれは楽しかったねぇ。

何も知らない無知な私だったのだから

きっと何でも楽しいと思えたんだろうさ。



〜誤った言葉〜


その人に宿泊の時に自分の想いは言うと決めてたんだよ。

カレー作りで焦げて穴のあいたジャージ。

そんな格好から風呂に入って着替えて髪を整えて

彼の部屋に向かったんだ。

「ねぇ、〇〇いる?」って他の男子に頼んで呼んでもらった。

「あのさ、付き合ってください。」

そう言って頭を下げたんだ。

返事はあとからもらった、「いいよ」だってさ。

“あの時は”本当に嬉しかったね。

天にも登るような気持ちだったよ。

それが事の狂わせなんて思う者はその時は誰もいなかった。



〜春の夢のごとし~


それから交際が始まった。

でも私は心配症だったりコミュ障だったりで

本当に大変だったのだよ?

好きじゃないのに付き合ってくれたんじゃないか、ってね。

それにさ、カレカノっていう関係になってから

全然話せなくなっちゃったんだよ。

本当に中学生らしく、アホらしい。

それで私は気を病んで自傷行為に走ってしまってね。

気を落ち着かせるための傷創り。

でも私が傷を創る事で相手の肩身が狭くなると思って

私から別れを告げたんだ。

1ヶ月の交際。初めての交際は幕を下ろす。



〜涙も血も〜


別れてからはずっと泣いてたね。

部活もまともに行けてなかったし。

毎日保健室で包帯を巻いてもらっていたよ。

なんで包帯を巻くんだって?

学校でリストカットした傷を隠すためだよ。

リストカットと言うよりかは左腕全体だね。

包帯から血のにじむ腕は周りからどう見えてたのかな。

気持ち悪い、怖い、関わりたくない、とか。

そんな模範的な感情だろうね。

トイレで斬って廊下に血を垂らして歩いたこともあったよ。

足も斬ってた。手も首も指も顔も腹も全部。

(のち)に筆箱は定期的にチェックされるようになり

刃物は携帯できなくなった。

それで私は安定剤を飲むことに変えたんだ。

1日に30錠以上の事もあったね。

お陰で薬が回って倒れたよ。

カウンセラーと先生と学年主任2人と担任と親と私。

5人で話し合った結果あまり進展はなかった。

私を変えてくれる人と出会うまでもう少し。



〜電波での巡り会い〜


ネットで1人の高校生と知り合った。

その人のお陰で自傷行為を辞められるようになった。

出会って正気に戻るまで大体1年と3ヶ月くらい。

この3行の間にはまぁまた別の物語りがあるんだよ。

まぁこの人高校生も思考基準や親からの態度が

世間とは少し違っていた。

だけど正しかった。

理性のとても強い人だ。

大切な人のためなら自分の拳で人を殺せるような

そんな人間離れした人。

この人は1つと物語りの主人公。

その人とは2018.01.06~08日の間オフ会で遊ぶのだ。

まだ誰も綴れないまだ先の物語り。



〜また最初~


他校の柔道部の部長に私はきっと恋をした。

本当に久しぶりの恋だよ。

2年ぶりくらいなのかな。

そして、私自身もまた柔道部なのである。

私より10cm程背が高く、いつも眠そうで緩やかな人。

私の性格と似ていた。

現実の私は遅刻常習犯、テスト合計点180点代のバカである。

それで相手は顔も整っている方で可愛い顔をしている。

合同練習でそれなりに話す仲だ。

県大会でそいつが負けた時、瞼の裏で泣いてしまったよ。

その人を本当に好きになりたい。

でも去年の事が思い出される。


仲の良かった“友達”が“恋人”に変わった途端

話せなくなり、距離が離れ、私が病んだ末、別れる末路を

またもう1度辿るのではないかと。


それだけは嫌だった。

でも好きなのだ。きっと。

だけれど思ってしまったんだ。

叶わぬ恋を追い続けることになんの意味があるのかと。

周りに世辞でも可愛いと言われることになんの意味があるのかと。

本人に思われなければ意味は無い。

本人に愛されなければ意味は無い。

好きでいる事の意味は無いに等しいと。


だから忘れたかった。

この記憶だけ都合よく消えてはくれないだろうか。

話が随分変わるが

2017.11.11に支部の大会があるのだ。

その日私は学校の行事だが病院で早退するため

少しだけ応援に行こうと思っている。

お菓子を焼いて彼の好きチョコのパウンドケーキを差し入れに。


ここから先はまだ私がわからない。

まだ綴ることの出来ない物語り。

日記の形に近いかもしれないが

これが実話である証明は誰もできないのだから。

まだ綴れない物語りは

これからどうやって生成されるのか

それは神の息で決まるんだ。

おやすみなさい。

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