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氷の心と魔法  作者: コハク
1/1

これから

私が小さいとき触れた物が凍った、私が意図してやったことじゃない


だから必死に操れるようになろうと努力した、皆を怖がらせないように努力してた


でも、どんなに努力しても制御できるようになっても私を見る目は冷たくて痛くて刺さるようだった


好きでこんな力持ったわけじゃないのに、皆を怖がらせないように制御できるようになったのに


それでも誰も私と仲良くしてくれなかった・・・


ある人はものを投げつけた


ある人は水をかけた


ある人は殴った


ある人は暴言を吐いた


何度もお母さんに、お父さんに相談したでも・・・親でさえ冷たい目で見られた私はどうしたらいいの


生んだのはお母さんじゃない、それを手伝ったのはお父さんじゃない


それでも私が悪いの?


どうして?どうして・・・私が全部悪いの?


傷つけたわけじゃないのに周りと違うだけでこんなに痛い思いしなくてはいけないの?


「私は、私は・・・っ!!」


16歳になったある日広場で大きく叫んだ後大きな氷の塊をたくさんその街に降らせた


その街は跡形もなく消えて、今まで使ったことのない魔力を使ったことで力尽きて私は倒れた


この街に魔法は存在しない、でもほかの国や規模の大きい場所ではたくさんの魔法使いがいる


ただその街で誰一人として魔法使いがいなかっただけで私は化け物扱いされたんだ


もう、トラウマになっちゃうなぁ・・・目が覚めたらどこへ行こう


でも、こんなに傷つくくらいなら一人でいいよ、一人でも私は平気

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