表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/55

第7話 新しい魔法

宿に一旦戻ったが、寝ないで夜中になるのを待った。


自分には目的があった。


新しい魔法の入手だ。


ギルドで教えてもらった情報によると、

魔法を手に入れるには魔導書を買う。でも高いらしい。

魔導院で教えてもらう。学校みたいなところらしく、時間もかかるし金もかかるらしいので却下。

魔術師の弟子になる。これもただでは教えないだろうし、魔導院と同じで却下。


残された道は、スペルオーガに教えてもらうってことだけだ。


ひさしぶりの真夜中のダークエルフになった。


まずは、中階層のコボルドシャーマンを見つけるところからだ。


9、10階層くらいにいそうだ。


3匹捕まえて教えてもらったところ、新しい魔法は、スリープ(睡眠)、バインド(1分間拘束)、レジスト(魔法耐性)だ。


炎系以外の攻撃魔法はもってないんかい!


スリープとレジストは微妙だが、3匹までしか意識を奪えないし、バインドは重宝しそうだ。

レジストは発動した魔法を打ち消す魔法だ。

ファイヤーボールならレジストできそうだが、エクスプロージョンはできそうもないって感じの魔法だ。


とりあえず、3匹は殺して、下階層へと降りていく。


1階層はソロで余裕だが、2階層となるとオーガの少PTが多くて早速、バインドの魔法を使うことになった。


相打ちとバインド、なかなかいい。


三階層にいよいよ降りていった、オーガの中PTがいるのでやっかいだ。ただ、ニ階層ほどPT数は多くない。

いきなり、探知した。向かってくるオーガ6匹だ。3匹の意識を奪い同士討ちをさせる。スペルオーガはいない。

相打ちさせると残りのオーガがいるので最後の始末は自分でしないといけないのが面倒だ。


次のPTは素通りし、3つ目の少PTにスペルオーガはいた。4匹。スペルオーガは少PTが多いようだ。

やっと捕まえられた。3匹の意識を奪い4匹目を始末させ、あとは、スペルオーガを残して相打ちさせた。

1匹オーガが残ったが始末し、スペオーガを1階層まで連れていけばいいだろう。


2階層では、2匹しか新たに意識を奪えない。1匹すでにスペルオーガがいるからだ。

少PTが多いのをくぐり抜けないといけない。バインドを使う。1分間で殺さなければいけないのでオーガの首を狙う。

なんとか凌いで1階層に戻れた。スリリングすぎる…。

バインドを教えてくれたコボルトシャーマンありがとう。殺しちゃったけど。


1階層でいよいよ教えてもらう。

ポイズン(毒の状態異常)、パラライズ(麻痺の状態異常)、サンダーウェブ、ブラスト、サンダーストーム、コキュートス。

6つの魔法を手に入れた。さすが、スペルオーガ。


ポイズンは微妙だ。正直使えない。

パラライズは、単一麻痺魔法だ。バインドよりも麻痺の方が使えるかも知れない。

サンダーウェブは麻痺属性付きの雷系全体魔法なので重宝しそうだ。

ブラストはファイヤーフレイムよりも強力だが火系単一攻撃魔法だ。微妙だ。

サンダーストームとコキュートスは強力な雷と氷の全体魔法だ。自分のレベルとMPで撃てるかどうか試してみる必要がある…。


最後に、スペルオーガは始末した。ありがとう、スペルオーガ。


無理は禁物なのでこれくらいで引き上げるとしよう。


明日は、PTがないのでゆっくり寝れる。

迷宮の外にでたら朝になっていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ