表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/55

第18話 トルメキアと伽盧皇国との戦争

エルフを連れて1週間かけてノワールに戻った。


特に異常はないようだ。総統からなにも言ってこない。


久しぶりの戦争は面白かったが、以前ほどではなかった。物足りなさがあった。


どうやら、伽盧皇国がまたトルメキア帝国へと戦争を仕掛けたようだ。

よく飽きないものだ。まあ、自分には関係ない。




トルメキア帝国の首都、トルメキアンでは紛糾していた。


皇帝ナウルヴァーンは怒り狂っていた。


「伽盧皇国が攻めてきただと!」


「パロアとの敗戦を聞きつけて我が国が弱っていると思ったのでしょう」


「戦う兵力は残っているのか?」


「バロアの砦以外の兵は後方の街に待機させていましたが全滅しました」


「龍殺しのダークエルフのせいか!他に兵はあるのか?」


「治安維持用に兵はいますが、それを出すとこの国の治安が荒れるかと思います」


「平民から徴兵すればいいではないか」


「重い税で平民も苦しんでおります、この上、徴兵を行うと国内がさらに疲弊するかと…」


「かまわぬ、貴族達から治安維持の兵を集めさせよ!徴兵も行う!それとアルノールへ救援依頼の使者を出せ!この状況はアルノールのせいだ!」





アルノール共和国のラングの街、テオクライオンにトルメキアから使者が届いていた。


「トルメキアから救援依頼がきておる」


貴族たちを集めて議会を開いていた。


「トルメキアの危機はアルノールが原因だからトルメキアを救えと言うことだ、ダークエルフのせいでトルメキアには兵力がないそうだ」


「我々には全く関係ないではないですか!トルメキアが一方的にパロアを攻めたのが原因だ!」


「全くその通りだと私も思う、だが、伽盧皇国がトルメキア帝国を併合するのはまずい。龍殺しのダークエルフがいなくなれば、我々にも火の粉が降りてくるやもしれない。いつまでもあやつをあてにはできないのだ」


「ではトルメキアのために兵を出すということですか?」


「いや、それよりいい方法がある」

今回は短くてすみません。次回が長いのでこちらが短くなりました…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ