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第5話 不意打ち

さらに2ヶ月くらいたったときに、俺は魔剣を買った。


カスタマイズの魔剣だ。俺用に打ってもらった。


炎属性の双剣と普通の双剣を持ち歩くのでかさばるのが面倒になったんだが、しょうがない。


巨雷狼との戦いに慣れておかないと4階層で苦労することになる。


火竜には普通の双剣の方が効くから2種類もってるんだが、どうせなら雷属性の双剣も買おうかと思ってる。氷じゃないのは、雷の方が汎用性が高いからだ。


4階層にいったら双剣を3種類も持っていけない。できれば麻痺効果の高い双剣が欲しい。


買えるのはさらに2ヶ月後くらいだろうか。麻痺付きだともっとかかるかもしれん。


結局、2ヶ月半くらいで手に入った。麻痺付きの雷属性の双剣だ。


パラライズをかける頻度が少し落ちたのがうれしい。マジックドレインするのも手間がかかる。


そして、たまには面倒なときがある。今日みたいなことが起こる。


「もうすぐ出口だそ」


「ありがとうございました」


探知で後ろから近づいてくる冒険者がいた。


最初から怪しいと思っていたが、後ろから襲いかかってきた。


「死ね、ダークエルフ!」


振り向いて双剣で斬りつける、手加減したが死ぬかな?


血を流しながら倒れた。


ギルドに付きだしたところ、遭難して死んだ冒険者の恨みを買ったらしい。


別に、ついでにやってるだけだから遭難して死ぬやつも必ずいる。


自分に出会うまでに間に合わなければ魔物にやられて死んでしまう。


決まった時間に潜るわけでもない。


それでもこういうことがたまにある…。


俺には探知があるから不意打ちも意味ないんだがなぁ。

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