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絶望的な日常

(その後部室に戻り仕事をこなしていた)

アヤネ「やっぱり馬鹿だろ…この量」

(午後の5:00になり教員達が帰ると言うことで自宅に帰る)

アヤネ「あ~眠っ顔とか結構整ってる方だから男子から人気かと思ったら全員俺を恋愛対象とは見てないで全員が何でもしてくれる憬れみたいな感じで見るよ…サボりたい」

(家に帰って)

アヤネ「ただいま~ってそうだった…こいつ一人暮らしやん!」

(やべぇ!買い物も出来てないし書類を持ち帰ってるから出来るだけ書いて明日に出さないといけないし)

アヤネ「何これ?」

(大量のカップラーメン)

アヤネ「はぁ…元はこいつも死ぬ気で書いたりして頑張ってたのか…」

(伸びをする)

アヤネ「やりますか~」

(24時)

アヤネ「かなり進められたな~明日は問題どれだけ起きるんだろ…それにお願いごとみたいなの断りにくくて泣きたくなるよw」

(あ~やべぇな…深夜テンションや)

アヤネ「はぁ…何だろう…虚しい…今まで心から馬鹿して笑って友達と遊んで帰って…そんな生活だったのに…今は誰もが俺を頼って大量の書類を書いて提出する…今日の分は終わった…だけど明日になればまた書類の山…全員が俺の心を理解してくれないだろう…それもそうだ…人前ではいい顔してやっとくよ!わかったと!口では並べて裏で苦しむ…そんな愚策をとる奴を誰も気になどしない…私は求められてない…求められているのは私の仮面を被った偽物」

(その刹那目から水滴が垂れて頬を伝い机に落ちる)

アヤネ「なんで?私は…違うこれは俺の考え方じゃない…昔の俺ならこんな重く考えてない!そう…この体の持ち主アヤネは俺と似ていてだが真逆な点がある…転生前の俺なら」

(過去のまだ転生前)

記勇「う~わ…生徒会長とかやりたくねぇw」

過去のモブ生徒A「そんな事言っても誰も出ねぇぞw」

記勇「そうだな~お前俺が生徒会長に立候補それですると思うか?」

過去のモブ生徒B「絶対する訳ねぇよな~w」

過去の真面目なモブ生徒A「はい!僕がやります!」

記勇「う~わあいつ面倒くさいぞ~あういうのはなってみてから絶望するんだよw」

(現在では無い少し別の回想)

アヤネ「私が風紀委員長するよ!」

モブ生徒A「お~アヤネマジ!アヤネみたいなタイプ絶対出来るよ」

(風紀委員長となったアヤネ)

アヤネ「皆!困ったことがあったら頼ってね私が解決してあげる!」

(これから皆のために)(この時のアヤネは2年生で風紀委員長の枠が誰も入らずそこに入れた)

(2週間後)

アヤネ「…仕事が毎日山のように…それに皆些細なことで一々頼ってきて仕事にまともに手が着かない…だけど皆にああ言ったからには守って皆のために頑張らないと」

(それから時は流れて3年生に上がったタイミング)

モブ生徒A「アヤネ風紀委員長の枠また空いてて2年生の時にしてたから3年生でもしてくれるよね?」

(モブ生徒Aの発言は周りの生徒も賛同してアヤネに期待の眼差しが向いた)

アヤネ「先生…私風紀委員長を続けます!皆のためなら頑張れるので!」

(まったく持って嘘だ…私の場合一切楽しくも無い…それに風紀委員の副会長田中ユウ…あの子は本当に大嫌い…私が仕事で苦しんでも助けてもくれない…挙げ句の果てに期限がと言う理由でまったく持ってやってなかった書類を私が全部書かされ私の発言には何事も「それって実現性あります?」「そんな感情で話さないで欲しいんだけど」そんな冷たい態度…皆からの期待や信頼…更には尊敬…それが今の私にとっては重荷となり今の私は絶望という壁に打ち付けられた状態…誰も助けてくれない誰も私を心からわかってくれない…なんで)

(現在に戻り)

アヤネ「ふぅ!昔の記勇に出来ないこと無し!それにたぶん今の信頼のされ方アヤネはとても良い奴だったんだろうな…」

(記憶は確かにアヤネのはある…だけど少し心詰まりになるのは一時期の記憶から黒く塗り潰されたように何も見られない)

アヤネ「カップラーメン食べるか」

(やかんに水を入れて火にかける)

アヤネ「なんで電子ケトル無いねん」

(あれあれば水入れてカチってしたら湯を沸かせるのに)

(お湯が沸くまで待機)

(ぐつぐつ)

アヤネ「沸いたかな?」

(カップラーメンの蓋を半分開けてお湯を注ぐ)

アヤネ「これで後は」

(蓋を閉めて)

アヤネ「あれ?これ何分?」

(表記を見ると4分と書いてある)

アヤネ「なんかずいぶんと中途半端やな…5分や3分は多いけど4分ってあんまり…いや俺の無知か?」

(冷蔵庫を開けて)

アヤネ「良いのあるやん」

(袋サラダにドレッシングをかけて)

アヤネ「ほな…いただきます」

(気づいて)

アヤネ「待て待て!まだカップラーメン出来てない…疲れでボーッとしてるかもな…」

(4分経過)

アヤネ「今度こそいただきます」

(食べ始める)

アヤネ「何これめちゃくちゃ美味い!?これがこの世界のカップラーメンのレベルなの!?」

(表記を見る…何味かが気になり)

アヤネ「ガーリックチキンの出汁入り焼き鳥風ラーメン…」

(困惑)

アヤネ「ガーリックチキンってこの世界で品種改良された骨からニンニクの香りがする品種ね…それの焼き鳥風ラーメン?焼き鳥風って何?」

(困惑して開けてないカップラーメンの味を見ると)

(ローストビーフ風ラーメン)(タンドリーチキン風ラーメン)

アヤネ「こっちの世界の人は肉好き多いの?」

(サラダ食って落ち着くか)

(パリポリパリポリ)

アヤネ「うん…マジで普通…安心と安全のある味とも言えるな」

(その後黙々と食べるが)

アヤネ「う…胃袋小さいこの体…腹キツい」

(サラダを食べきりラーメンをギリギリ完食)

アヤネ(明日のためにシャワー浴びて歯磨きして寝よ)

(ジャーー)

アヤネ「うわぁ!?めちゃくちゃ水圧強い!」

(ビビった~心臓に悪い)

アヤネ「とりま髪を洗って~」

(シャカシャカ髪に泡を泡立て)

アヤネ「あれ?そう言えばこいつ髪長いけど髪長い人ってどうやって髪の先端部洗うんだ?」

(まぁ適当で良いか)

(洗い流して)

アヤネ「なんかこの体凄い柔らかいから体洗いやすいな~俺の前の体なんて前屈でほぼ動かない程度には硬いからな~てかまず良く長座体前屈とかやったらぴったり背中を着けて脚を伸ばせなかった恐怖w」

(体を洗い終わり歯を磨いて)

アヤネ「ふぅ…そろそろ寝ようかしら明日も学校だしね…今は…1:00!?早く寝ないと…明日はもっと大変かも知れないけど頑張りましょ…」

(気を失いそのまま寝た)

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