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プロローグ~仲違い~

気に入っていただけたら幸いです。

小説を読むのが好きだった。

小説を読んでいる間は、自分がその主人公になれた気がしたから。

自分とは全く違う人種に没入することで現実から目を背けた。


自分は道化だった。

いつも取り繕ったように相手に媚びて機嫌を伺っていた。

相手が望む言葉を吐くのが得意だった。

相手を気持ちよくさせることが出来る、それだけで輪の中に入れた。


それは相手からすれば自分を否定しない都合のいい道具のようなものか。

自分を着飾るステータスの一部だったのかもしれない。

それでもよかった。一人でいるよりマシだから。

過去の記憶が蘇る。嫌なことを思い出した。


人は承認欲求に飢えている。

誰しもが認めてもらいたくて必死にもがいている。


そんな人の心に擦り寄り、相手を肯定してその人の心の隙間に入り込む。

それが自分の出来る特技とも言えるべきものだった。


それなのに…



「どごでまぢがっぢゃっだのがな…」


六月中旬。季節は梅雨。

ビルが立ち並んだ一角の裏路地で、現在仰向けになって空を仰いでいた。

霞んだ目に見えるのは曇天のみであり、目や口に雨が入って鬱陶しい。

だが、もはや起き上がる気力などは存在せず、手の甲を額に当てて考え事をすることしかできない。


なんでこうなったのか。きっかけは些細なことに過ぎない。



いつものように、私は時間ギリギリに家を出た。

そうすることで、教室に着いた際に無駄話をあまりしないで済むからだ。

人に嫌われるのは怖いが、人と話をするのはあまり好きではなかった。

自分勝手だとは思うが、人間なんて皆自分勝手なものだろう。


教室に着くと、いつもの自分の席に腰を下ろす。

真ん中の列の前から三番目。

まるで自分の心を写しているようなこの席が、私はあまり好きじゃなかった。


「相変わらずギリギリだねー、おはよう!」


「真理佐、おはよう!」


「おはよう、髪の毛跳ねてんぞ?」


「純平、そうなの。本当に梅雨って髪の毛すぐ崩れて嫌になっちゃう」


席に着いた私に、前の席の真理佐と左の席の純平が話しかけてきたのを無難な会話で返す。

この二人は、いつも私に話しかけてくれる仲のいいと思える友達で、毎回挨拶は欠かさず行っていた。


真理佐はテニス部に入っており、三年生になった今主将として部の代表である、よく焼けた肌が健康的に見えるショートカットの女の子だ。

高校に入ってできた友人であり、今でも一番仲がいい同性と思っている。


一方、純平はこちらもサッカー部の主将を務めており、頭は悪いが顔は整っているので、よく告白されたことを私たち二人に嘆いている。

何故嘆いているのかと言えば、純平曰く最後の年だからサッカーに専念したいのだとか。


私はそれを嘘だと思っているが…

チラリと二人に目を向ければ、二人共ぎこち無い笑みを貼り付けて互いに挨拶を交わしていた。

傍から見れば仲があまり良くないのかと思われるかもしれないが、付き合いのある私から言わせて貰えば、どちらも意識しているのが分かった。


「好きなら好きって言えばいいのに…」


「・・・何か言ったかー?」


「っ!ううん、何でもないよ!」


私の呟きは純平には聞き取れなかったようで、聞き返された言葉を誤魔化した。



昼休み、私と真理佐はいつものように机をくっ付けて向かい合い、お互い持参の弁当を食べる。


「相変わらず美味しそうなの作るねぇ…ねぇ、その卵焼きと私の唐揚げ交換しよ!」


「真理佐は卵焼き好きだねぇ…いいよ!」


そう言ってオカズを交換しながら世間話をするのがいつもの決まりだった。

私が作る卵焼きが特にお気に入りらしく、大体一週間に一回は交換を要求される。

私としても美味しそうに食べてくれるのが嬉しくて、ついつい許してしまうというわけだ。


「うーん、やっぱりこの出汁が入った卵焼きが美味しいんだ!うちのママが作るのは甘い卵焼きだから…私は甘いのは嫌だっていつも言ってるのに!!ママったらそんなに言うならもう作らないからね!なんて怒るの。酷いと思わない?」


「あはは、確かに卵焼きは出汁が入ってる方が美味しいよね…」


真理佐の母の部分を省いて答える。

同調はするが、聞き役に徹し決して悪口は言わないことを心がけていた。


「それでね、この間も家族で外食に行った時にママったら……しまいにはパパもね……もう本当信じらんない!」


「あはは……大変だね」


自分は今、上手く笑えているだろうか。

家族の話を聞くと、決まって昔のことを思い出す。

まだ幼い私を見る、母のあの目を…


「…!…ったら!聞いてるの!?」


「っ!もちろん聞いてるよ!それよりも、純平とは何か進展あったの!?」


いけない、また嫌な事を思い出してしまった。

真理佐の唐揚げを一口で頬張り、強引に話題を変えこれ以上思い出さないようにする。


「もう、皆に聞こえたらどうするのよ!それは内緒にしてって言ったでしょ…」


真理佐が声を押さえて抗議する。

純平の事が好きだと相談されてから、私は偶にこうして進展はあったのか聞いているだが、答えは決まって…


「進展なんてあったら相談するわよ…もう聞かないで…」


そう言って机の空いているスペースに突っ伏す真理佐を見て苦笑いする。


「二人共部活やってるもんね…純平もサッカー忙しそうだし、真理佐だってそうでしょ?」


「そうなのっ!最近梅雨でコート使えないでしょ?だから筋トレばっかりさせられるんだけど見てよこの足!また太くなったと思わない!?」


「そんなことないよ、全然細いしむしろ程よく筋肉があって綺麗だよ」


「その言い方なんかおじさんぽくない…?」


「確かにそうかも…」


そう言って二人で笑いながら、昼休みを過ごした。



放課後、下駄箱で靴を履き替えて外に出ると、朝より雨が強くなっており、至る所に水たまりができていた。

気持ちが沈むのを感じながら、傘置き場へと歩いていき、自分の傘を探す。


「あっれ、おかしいな」


朝確かに置いた場所に私の傘が無いことに首を傾げながら、もう一度よく探してみる。

だが、三度探しても傘は見つからなかった。


何をするでもなくボーッと景色を眺めながら、雨が弱まるのを玄関で待っていると、背後から声がかけられる。


「どうしたんだよ、こんなとこで突っ立って」


後ろを振り返ると、ちょうど折り畳み傘を広げている純平がいた。

私はなぜこんなとこで突っ立っているかの理由を話す。


「誰かに傘取られちゃって、雨が弱まるのを待ってるの」


「まじかよ、そりゃ災難だな…」


純平はそう言って苦笑いしていた。


「ほんとにね…」


少しの間無言で隣だっていた純平が、何か覚悟を決めたように口を開く。


「……なぁ、帰り道一緒だし俺の傘…入るか?」


純平に顔を向けると、何故か顔を赤らめており視線は明後日を向いていた。


「辞めとくわ、誰かに噂されても面倒だし…大人しくここで雨が弱まるのを待つことにする、ありがとう」


「朝母さんが言ってたけど、夕方から夜にかけて雨強まるらしいぞ?」


その言葉に肩を落とす。

何でこんな日に傘を盗まれるのか。あんなにいっぱい刺さってる中からピンポイントで盗んだ犯人に恨みを覚えた。


「あ、安心しろよ!別におめぇの事なんてこれっぽっちも気にしてないから!困ってる奴を助けるだけだ!」


「そんな事は分かってる…はぁ、じゃあ頼もうかな。このまま居ても埒が明かないし」


「っ!おう!じゃあ行こうぜ!」


そう言って私は、純平の傘に入れてもらった。


「やっぱり二人だと狭いね」


「お、おう!そうだな!」


チラリと純平を見れば、右肩に染みができているのがわかった。

よく見れば私が真ん中気味に入るように傘を持ってくれており、純平は半分程しか入れてなかった。

その気遣いに笑みを浮かべながら、冗談を口にする。


「やるじゃん。それを好きな子にもしてあげれば、コロッと落ちるかもよ?」


「はっ!興味無いね!」


鼻を鳴らしながら顔を背ける純平を見て、真理佐の恋が実るのはまだまだ先が長そうだと思った。


「…もうしてるんだっつうの…」


「…?何か言った?」


「っ!なんも言ってねぇよ!」


純平の言葉は、傘にあたる雨音のせいでよく聞き取れなかった。


この時の軽率な行動を私は後悔した。

まさか後ろで、わたし達の一部始終を見ていた人がいたのに気が付かないなんて。



次の日、いつもの時間に登校した私は、いつも通り真理佐に挨拶をする。


「おはよう真理佐」


「……」


「真理佐?おーい」


真理佐はノートにシャーペンで何かを書き殴っており、私に一切の反応を示さなかった。


「…?」


不思議に思いノートを覗きみると、そこには大きな文字で【裏切り者】と書かれていた。

不思議に思っていると始業のチャイムが鳴り、担任の先生が教室に入ってくる。

私は何か言いようの無い不安に駆られながら、自分の席へと腰を下ろした。


「どうしたんだ?真理佐のやつ」


「さぁ…あっ昨日はありがとう」


「…おう」


純平も真理佐の異常さに気づいているみたいだが、どうしたらいいのか分からない様子だった。

先生が話し始めたため、とりあえず話を中断し、前を向いて先生の声に耳を傾けた。


あれから結局、真理佐は一日中口を聞いてくれなかった。

ずっとノートに何かを書き殴っており、二、三度声を掛けるも反応が返ってこないことが分かったため、それ以上声を掛けることはしなかった。


もしかしたら昨日の純平との下校姿を見られたのだろうか。

そう考えれば、ノートに書かれていた文字も、私を無視する態度も説明がつく。

こういう時の勘は昔からよく当たる。

それが小説を読んだおかげで身についた能力なのかは分からないが、不思議とそうだと思っている。


とにかく、明日しっかりと話し合って誤解をとかなければ…

こういうのは時間が経てば経つ程にややこしくなるのを知っている為、早目に解決すること心に決めて、帰路についた。



帰り道、真理佐の事を考えながら歩いていると、気分が落ち込み自然と視線も下を向いて歩いていた。

街の喧騒がやけに耳障りで、落ち込んだ気持ちを更に萎えさせる。

段々と早足になるのを自覚しつつ、家までの道を進む。



そして、私がビルとビルの間の道の前を通った瞬間、何者かに手首と髪を掴まれ、強引にその間の道に引きずり込まれる。


「っ!いった!離して!!」


大きい声を出しつつそれを振り払い、相手を突き飛ばす。

思ったよりも軽い感触に動揺しつつ、その突き飛ばした相手を見た私は目を大きく見開く。


「真理佐!?どうしてこんなこと!」


私に突き飛ばされた真理佐は、尻もちを着いており、垂れた髪に隠された表情を窺い知ることは出来なかった。


「あんたが悪いのよ!!信じてたのに!!裏切ったあんたがっ!」


真理佐はうわ言のように同じ言葉を繰り返しており、顔を上げて私を睨む視線には憎悪が浮かんでいた。


「ちょっと待って!なんで真理佐はそんなに私に怒ってるの!?それを教えて!」


「よくそんな事が言えるわね…私はあんたを信じてたのに!!あんたは私を裏切った!!」


真理佐は同じことを何度も言うだけでまともな状態では無く、私にはそれが恐ろしかった。


「私は何も裏切るようなことはしてない!」


「嘘つくなっ!昨日あんなに楽しそうに純平と帰っておいてよくそんな事が言えるわね!!私の気持ちを知ってて、どうせ腹の中では私を見下して笑ってたんだわ!!」


「違う!!昨日は傘を盗まれちゃったから仕方なく純平の傘に入れてもらっ…」


「うるさいうるさいうるさいっ!!裏切り者の言葉なんかもう聞きたくないわ!!とにかく、私はあんたを許さない!!あんたなんか…あんたなんかっ!」


「…っ!真理佐、落ち着いて…話し合いましょう」


真理佐は半狂乱になりながら、ポケットの中からカッターナイフを取り出して私に突き出す。

カチカチと規則的な音と共に迫り出してくる刃を見て、私の心臓は不規則なリズムを刻み出す。


「ふぅー!ふぅー!」


真理佐も興奮してるのかだいぶ呼吸が乱れている。

とりあえず落ち着けなくてはと声掛けを続けるも、その全部が意味をなさなかった。


やがて真理佐が覚悟を決めて突進するようにカッターナイフを突き出して突っ込んでくる。


「あぁーー!!!」


「っ!!」


雄叫びを上げながら突っ込んでくる真理佐に対し、私は斜め前に転がるように飛び込むことでなんとか真理佐の突進を交わす。

そうする事で、真理佐と私の位置が逆になる。


「はぁはぁ…はっはぁ」


真理佐は今の一撃に相当体力を削ったのか、膝に片手を置いて荒い息を吐いていた。

今の間に、私は奥に向かって走り出す。

とにかく今は真理佐と距離を取り、少しでも早くこの驚異から逃れたかった。


「はっ、待て!!」


真理佐が後ろから走ってくるのが足音でわかる。

水溜まりも関係なく踏んづけて逃げているため、靴下の中にまで水が浸透し、ぐちゅぐちゅと気持ち悪い音が鳴る。

その不快感を無視して走り、真理佐から距離を取ることだけを優先した。


しかし、無情にもその距離はぐんぐんと縮まっていく。

真理佐の運動神経の良さを呪いつつ、私も必死に走り続ける。


「はぁ、はぁ…はっ!はっ!」


普段運動など全くしない為、体が悲鳴を上げているのを叱責し、鞭を打った。

脳が酸素を欲して痛み出す。息も浅くなり呼吸が苦しい。

それでも必死に足を動かした。


それでも…


「っ!!いったぁ…!」


道を曲がろうとコーナーに差し掛かった時、雨に濡れたマンホールの上を進んでしまい、足を取られてそのまま盛大に滑り転ける。

足首からふくらはぎにかけてを思い切り地面にぶつけて擦る。

そのまま三回転ほど転がり、ようやく止まった。

痛みで視界がチカチカする。

ふくらはぎに目をやれば酷い怪我をしているのが分かり、変に庇ったせいで肘や手のひらも皮がめくれて血だらけになっていた。


「はぁはぁ!やっと追いついたわ!」


傷口を抑えてうずくまる私の前に、真理佐が現れる。

私の状態を見て薄ら笑いを浮かべており、自分が優位にたったことを喜んでいるようだった。


「ぐっ!いっつ…」


逃げようと踏ん張れば足首に強烈な痛みを感じてへたりこんでしまう。


「その足じゃあもう逃げられないわね!いい加減鬼ごっこはやめて終わらせましょう?」


「まっ待って!ちゃんと話し合えば分かり合えるわ!」


「黙って…」


「私が勝手に純平と帰ったことは謝る!だから…」


「黙ってってば…」


「今日のことはお互い水に流して話し合いましょ?私も何も言わないから!」


「黙れっ!!前からあんたのことが気に入らなかった!私の言うことなすこと全部全部肯定して、人形みたいで気持ち悪いのよ!!人を騙して嘲笑う、まるで道化師ピエロだわ!!」


「っ!!真理佐…」


「だってそうでしょ?その癖私が誰かの悪口を言えば苦笑いを浮かべるだけで何も言わないなんて…私だけ悪者にしようとしてたんでしょ!?それで後から告げ口して私を笑おうとしてたんだ!!そうなんでしょ!?」


「ちがっ!!そんな事絶対にしない!!」


真理佐の本音が心になだれ込んでくる。

その全てが重く私の心にのしかかった。

歯に衣着せぬその物言いは、ダイレクトに私の深い部分を抉っていく。


「もういい!!とにかくあんたはここで終わるの!!これでやっと純平も私に振り向いてくれるわ!」


そう言ってカッターナイフを再び私にかざす。


「真理佐!お願い…やめて」


私の最後の言葉は、真理佐に届くことは無かった。


「ああああぁぁぁぁあああぁぁ!!!!!!」


真理佐は後ずさりする私の首に、その刃を突き立てる。

鋭利な刃は少しの抵抗と共に、肌を突き破り頸動脈を刺し貫いた。

痛みと吐き気に座っていることが出来ず、私は仰向けに倒れ込む。

頸動脈を切られたことで血が吹き出し、真理佐の顔と体は血まみれになっていた。


「ああぁ!あぁ!!あああああぁぁ!!」


真理佐は今更自分の犯した過ちに気づいたのか、顔を手で覆って尻もちを着いていた。


血のせいで呼吸ができず、コポコポと喉から音が鳴る。

段々と意識が薄れていき、思考が緩やかになっていく。


その間に真理佐はどこかに走り去っていくのが横目に見えた。

辺りには血だまりができており、雨と混ざってどんどん広がっていく。




薄目で空を仰げば曇天しか見えず、目や口に入る雨が鬱陶しい。

私死ぬんだ、漠然とそう思った。

やり残したことは特にないが、こんな最後だとは思わなかった。


「どごでまぢがっぢゃっだのがな…」


その言葉を最後に、私の意識は途絶えた。

「好きなら好きって言えばいいのに・・・」とは、真理佐に向けて言った言葉であり、また、主人公はわかった気でいるが実際は純平が好きなのは主人公の方であり、そこらへんはメタい話になるが小説を書く上でよくいる鈍感系主人公になるのである。

小説はよく読むが恋愛小説は全く読んでこなかったので、そう言った気持ちには疎いという裏設定があったりする。


とりあえず今日はストック全部だそう思っているので、ここまでで続きが気になると少しでも思っていただけましたら、ブックマークをしてお待ちいただけたら幸いです。

このあと数時間おきに投稿していきます。


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