破り棄てられた紙切れ
破り棄てられた紙切れ
少しだけ意識が消えそうになったけど…これだけは書きたい。
私…もう少しだけ、生きていたかった。
どうしてこんな事を思ってしまうんだろうね…。
死にたい、死にたいってずっと言ってきて…ようやく死ぬ直前まで来たのに、、やっと念願が叶うって言うのに…。
なんで今更…。
死にたくない。
生きていたい。
でも…死ぬしか道が無い。
こんなの不平等だよ、、何で私ばっかり、色んな人から責められないといけないの???
何で私ばっかり、追いやられないといけないの????
どうして…私が死なないといけないの?
あいつらが、私の代わりに死ねばいいじゃん…!
嫌だ…嫌だよ…怖い、私…どうなっちゃうの…?
こんな事をしなきゃ…小説なんて書かなければ、楽に死ぬことができたのかな…
なんで今更こんな楽しい事をやって、気を紛らわせようとして…そのせいで自分の首を絞めないといけないの?
楽しい事は、楽しいまま終わりたい…その筈だったのに…なんでこんなに
私は の?
捨てよう。
こんなの…誰にも見せたくない…。
見られたくなんて…ない…。
貴方が病室に行くと、ごみ箱の中に一枚の紙切れが捨てられてあった。
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ご投票頂いた方、ありがとうございました。
ご覧いただきありがとうございます。
本日で最終回となり、完結になります。
どんな物語であっても失踪して、長編物語が続かない性格の私が…毎日投稿&失踪せず完結というのは、人生で中々経験することの無い…とても貴重な事だと思っています。
YouTuberとかさ、毎日投稿する人…バケモンだよ。
きっと、精神から心まで根本が違うのかなぁ…と、驚かされてますね()
でも、この貴重な経験が何時か生きてくると信じて前に進みます。
今回の日記風小説は如何でしたか?
彼女が何故、あの小説を書いていたのか…
何故、最後の最後で死にたくないと綴ったのか…
貴方に彼女の想いは伝わりましたか?
伝わってくれたなら…彼女も喜んでくれることと感じてます。
それでは、今年2022より神果みかんがお送りしました。
来年もよろしくお願いします!!!!!
≪思想小説家 神果みかんより≫
8分後、私は死ぬ。
Before Story
執筆------未定。