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リヴァイアさん、次のターンで終了です。(汗)  作者: いも団子ムラサキ
序章、・・・下痢男(ゲリお)と戦う異世界転生
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8話、リリーパッド、1

8話、リリーパッド、1





「何でお前を仲間にしないといけねーんだよ・・・」




場面はゲーリーが仲間に入れて欲しいといったところから始まる・・・・


『感動した!!!、どんなスキルなんだ?

あんな簡単に私が倒されるなんて・・・・

ぜひ仲間に入れて欲しい!!!!其の強さの理由を知りたいんだっ!!!』


「レベル1の俺に言われても無理だよ、だいたいお前に

あんなぼこぼこにされなければあんなの出てこなかったんだよ・・・・」


『れ、レベル1だと!!!!!何故だ・・・・何故こんなにも神は不平等なんだ。

二人の差は開き、生まれ持った才能によってこんなにも・・・・・

強さとは非道だ・・・・

なんて仕打ちだ、まるでスライムとヴァルキリーのようだ!!!!・・・・・』



「開きすぎだろ!!!何その差、お前、神とスライム比べんなよ!!!!!

だいたいお前ドラゴン倒してるんだろ・・・・自信もてって!!!」



『何故あんなことで英雄視されるんだ・・・・たかがアックスヘッドサラマンダーごときでッ!!!』



こいつの周りの冒険者を傷つける言動に対して・・・・

「(こいつぶっ殺したい人ー!!!)」

という顔をして周りを見渡す・・・・


「(同意。)」

「(同意。)」

「(同意。)」

「(殺れ・・・。)」

「(右に同じ。)」


よし殺そうwwwww


『だがッ!!!私はこんなところで折れる男ではないっ

あ、痛い、蹴るなオイやめ、そこさっき蹴られて、痛ああああああああ』



冒険者(うらみ深い者たち)が

下痢パラディンをいじめ始めたところで族長が言う・・・・


「今回分かったことは話し合う・・・ここからは別行動だ。

あいつを連れて村でもみて回ったらどうだ?ああ見えても詳しいからな。」


「そういえば殆んど見てないな、でもあいつ連れてくのか?」

「ああ見えてもいいやつだ。変わってはいるが・・・・」


「おーい、蹴るのやめてくれー」


「なんだつまんねーなあ」

ぼこぼこにされたゲーリーを引っ張りあげる・・・


『ありがとう(泣)・・・・・・』


「なあ、ここを案内してくれないか・・・色々わかんねーんだよ・・・」


『何だとっ!!!!お安い御用だ、

私のスキル〔超記憶〕によって一度来たところはすべて覚えている!!!!!』


「お前なんでこんなにすげーのにもっと強くなりたいんだよ?」


『まあ今はそんなことはどうでもいい。それより早く行こう!!!!』


なぜかあせるゲーリーに急かされて酒場を出た。




・・・・・村の南の池・・・・


そこには、かなり大きい池が広がっていた、

池の水は深い茶色でそこはまったく見えない、


たくさんの水路があちこちから流れ込んでいる。








『ここがお前が出てきた南の池だ、

この村にはこのような池が多くあって水路とつながっている。

昔からここらの村は川を使った貿易で栄えてきた。

私が生まれた村もこの村と水路でつながっている・・・』



「なるほど、自分で出てきたけど覚えてないんだよ・・・」


あの時は必死だった、這い上がってきたときには

もう意識が途切れそうだった記憶がある。




『ここの池がどれくらいの深さか知っているか?』



「さあ、まあまあでかいから普通に2,3メートルくらいじゃないか?」


『メ-トル?なんだそれは、まあいい、

実はまだこの池がどれくらいの深さか分かっていないんだ。

ただ、想像を絶する程深いといわれている・・・・・

今まで何回かもぐってみたものがいるが深すぎてそこにたどりつけていない・・・』


「底なしじゃねーか、こわっ・・・」


『古来からここは竜が住んでいるといわれている・・・・

お前がここから出てきたこともとても不思議だ、リヴァイアサンに会ったのだろう,

・・・どんなお姿だった?』



「ああ、じじいだったよ。」



『何だとっ!!!!!』


ゲーリーは驚きまくっているが、そんなことよりも聞きたいことが・・・・

「あのリヴェアだかっていたじゃないか?今ドコだ?」


『リヴェア様を呼び捨てにするな!!!・・

今は族長会に出ておいでだ。しかしこうもたくさんのことがあると

分からなくなってくる・・・』


「なあ、さっき族長が言ってたけど其の、写真、ってなんなんだ?」

ずっと気になっていたことを聞いてみる・・・・


さっきの会議の前にあのリヴェアについて

色々聞いてみたのだが、


其の中で出てきた・・{写真}・・というのがどうも気になった。






『・・・写真・・・あれほど美しい絵を見たことは他にない・・

前に降臨されたときに持っていたものを

こちらの万年樹の樹液で永久に残るようにしたものだ・・・

頬は、ほんのりと赤く目ははっきりとし、唇はつややかに・・・

そしてあのしみ一つ無い肌・・・ああ、美しい!!!』


待てよ、


「それって、(プリクラじゃ・・・)」



と言いたくなるのを必死に抑えた・・

まさかあいつ現代人じゃねえだろうな・・・




「さっきから何で降臨とか言ってんだ?

本人ってわかんねーじゃねーか・・・」


『いや、この国で〔写真〕を見たことがないものはいない、

それにあれは正に生き写しだった・・』



そんなことがあるものだろうか、

俺はこいつと一緒にもっとこの村を回ることにした・・・・









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