1話、え、プロローグ?
1話、え、プロローグ?
突然ですが、こんな場合はどうすればいいのでしょうか?
いや、まあ普段通り朝起きて、便所行って制服に着替えて朝登校しようとしましたよ。
で、駅に向かうと・・・おばあちゃん落ちそうだよ。てか・・・電車来てるよ!!!!!
「させるかあああああああああ!!!!!」
そんな感じで、まあ俺、ばあちゃん救いましてね。よっこらと、持ち上げたら電車来ました。
当然のように俺は轢かれてバラバラでしたよ。たぶんね
というのも俺の体あるし、意味わかんない空間にいるしこの後どうすんだよ・・・というのが悩みです。
そんな時、俺は唐突に声をかけられた。
「珍しい、わしのところに客が来るとは、100、否、150年ぶりかな。」
其処にたっていたのは中年のおじさんだった。
まあ優しそうな外見で、紫のロングコートを着ている、蓄えたあごひげが妙に似合っている。
ていうか誰だこの人?
「あのう、俺死にましたよね?」
「ふむ、確かにお前の世界では死んだようだ。まあ大して気にするな、次があるから。」
「え、次ってなんですか。」
「次の人生ということだ、もしやお前は知らないのか、人は生き返ることができるということを。
お前は死ぬ間際に老人を救ったな。ちょうどいい私の故郷に飛ばしてやろう。良いところだぞ。まあ多少の危険は伴うが・・・・・」
「ちょっと待ってください、よく分からないんですけど、あなたは誰なんですか?」
「わしか?わしの名前はリヴァイアサン、神をも恐れる混沌の竜。原始の海を統べ・・・
まあ神よりも強いよ。」
「何で今、最後省いた??・・ま、まあよろしくお願いします。」
「実は女だ。
訳合ってこんな姿をしているが。」
女、おんな、オンナ・・・異世界=美人・・・・
「え・・・おっしゃあああああああああああああ!!!」
こうして俺たちの異世界での冒険が始まった。
「おしまい」
「勝手におわってんじゃねえよ!!!」