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パンドラの箱
瞳は瞑ることはできないが
目を両手で隠して始まることがある
いないないばあをしよう
かくれんぼで誰も探さないように
隠せない両耳から
風が空気を切る音が抱きついてくる
手で覆えない鼻から
水の香りが鼻を鼓む
微かにわかる感触は
ここが森であり
池があり
そこにいることを感じてしまう
ばあをして見たものは
ただの公園の噴水の前に立っていた
百聞は一見にしかず
見なければよかったのに・・・
私はパンドラの箱を開けてしまった
都会の中心に森なんてないのはわかっていたのに
瞳は瞑ることはできないが
目を両手で隠して始まることがある
いないないばあをしよう
かくれんぼで誰も探さないように
隠せない両耳から
風が空気を切る音が抱きついてくる
手で覆えない鼻から
水の香りが鼻を鼓む
微かにわかる感触は
ここが森であり
池があり
そこにいることを感じてしまう
ばあをして見たものは
ただの公園の噴水の前に立っていた
百聞は一見にしかず
見なければよかったのに・・・
私はパンドラの箱を開けてしまった
都会の中心に森なんてないのはわかっていたのに
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