[鳥が飛んじゃう300字小説] n回目の卒業式
掲載日:2023/03/25
初めまして、フライングバードです。
卒業シーズンにぴったりです。
短くて読みやすいので是非読んでみてください。
「ふぁ~あ。」
今日はは卒業式。
ひどく軽い身体を起こして、窓の外を眺める。
「最高の天気だ。」
不思議と眩しく感じない太陽につぶやき、2階の寝室から1階に降りる。
なぜかドアは開いている。
「おはよう。」
反応はない。しかし、慣れっこだ。
制服に着替え、
「じゃあ行ってくるね。」
いつものように反応はない。
通学路の桜も何回見ただろうか。また背丈が伸びている。
1つしかなかったコンビニも片手では数え切れないようになった。
学校に着くと昇降口には花のアーチがある。
ついに式だ。
『76期生卒業式』
この文字が眩しい。しかし僕は卒業生の席には座れない。当たり前だよな。
「34期生の僕」
いつになったらこの世から卒業できるだろうか。
初投稿です。拙い文章ですが、お読みいただきありがとうございます。
改めてフライングバードです。
これからもよろしくお願いします。




