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4. 世界を滅ぼすには

出すのが遅くなってすみません。

あと一話投稿する予定です。

わたしはアイク兄様とソフィアから、サルディアに来た理由を聞いていた。

「…つまり、わたしに謝るのも目的の半分だったってこと?」

「そういうことだ。あと……」

「普通に自然が周りにある暮らしに憧れたのよ、わたしは。そういえば、アイク兄様は?」

「……俺はアンジュに会いたかったから来た」

「え?! わ、わたしに?」

アイク兄様が?

わたしに会いてくて来たの?

「うそでしょ?」

「アンジュ、本当よ。アイク兄様はアンジュに会いたかったのよ」

「…本当?」

「うん。それに、アイク兄様はアンジュのことが…」

なんだろう?

アイク兄様がわたしのことをどう思っているんだろう?

「アンジュ、俺は……アンジュのことが好きなんだ」

「ええ〜?!」

アイク兄様が?

こんな出来損ないを?

好き?

「うそでしょ…?」

「まあ、アンジュはアイク兄様に恋はしていないかもね」

「今は、それでもいい」

今日はいろんなことがありすぎてついていけないわ…。

そんなこんなをしているうちに、クレアさんが戻ってきた。

「おや、お友達かい?」

「はい」

「アンジュの友達のソフィアと…」

「同じくアンジュの友達のアイクだ」

「そうなのかい。……ところでどうしてこんなところにいらっしゃったのですか?」

「俺とソフィアはこのサルディアの管理と経営を親に任されたんだ」

「そういうことだったんですね。アンジュ、教会の客間に案内してあげなさい」

「わかりました」

「あと…。せっかくだし、お友達としゃべりな」

「ありがとうございます…」


※※※※※※※※※※


ギィ

「ここが客間よ。そっちのソファに座って」

「わかった」

「ありがとう、アンジュ」

「そういえば、二人に話したいことがあるんだけど…。」

「何?」

「相談にのるぞ」

「……実はわたし、教会でお祈りをしているときに神様に文句を言っていたら……

『お主、困っているようじゃのう。そうだ世界を滅ぼす力をやろう』

と言われたの」

「「ええ〜〜?!」」

「それで、世界を滅ぼすって約束しちゃったの」

本当に、どうしよう。

あのときは怒っていたからつい返事をしちゃったけど…。

今となっては後悔してる。

「それで、世界を滅ぼさないとわたしが殺されちゃうかも知れないの」

「うーん…。アンジュが死ぬのは嫌だが、世界が滅ぶのも…」

「ごめんなさい。わたしのせいで…。」

「気にすんな」

「そうよ。解決策を考えたらいいわ」

そんなにうまくいくかなぁ……。


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