〜愛と炎と怒りと〜
皆さんは
この世界をどれほど理解しているか
警察官は正義の味方?政治家は国民を守るために働いている?医者は命を救う?教師は人間を育てる?
答えはノーだ
現実は 世界は 人間はもっと汚く醜い
今日も テレビでは 狂ったジジイ大統領の命令で某国で侵攻虐殺が行われている 事実は漫画 ゲーム アニメのように美しく面白くはできていない
正義の味方なんか居ないのだ
これは そんな世界で起こった 奇妙な奇妙な物語
第1ワン「炎と怒り」
ニュースキャスターが今日も朝から騒いでる
某国による侵略戦争により大量の被害が出ている
壊された街 逃げ惑う犬猫 人間
場所は移り 日本 茨城県
白い大型犬 ガチ犬は大きく欠伸をした
ガチ犬「正義と言いつつ殺し合う、、、人間って面白いわん!もっとやれ
さて今日はジジイにハンバーグ作ってもらうワン ひき肉抜きの松坂牛仕立てワン」
ガチ犬は恵まれていた 優しい飼い主 裕福な生活 しかし 唯一の不満は ガチ犬は飢えていた
恵まれた生活ではあるが刺激のない生活に なにか人生を いや犬生を一変させる馬鹿げた出来事が起きないかと日々 考えていた
が、、、現実はゲームやアニメ ラノベとは違う そんなことはそうそう起こり得ない
ガチ犬は また大きなあくびをした
場所は変わり群馬県
銀色の猫はスーパーの事務所で残飯をもらっていた
客寄せ猫として地元では有名だった 名を ぱふぇと言う
テレビからは流れてる コメディアン大統領が今日も気持ちの悪いポエムを垂れている
ぱふぇ「けっ。よく言うにゃ。正義と言いつつ他人に殺し合いをさせる とんだクソ野郎にゃ
あの国のネコの気持ちを考えると胸が苦しいにゃ」
ぱふぇは飢えていた
権力者が異常な奴しかいない世界に 猫ながら 胸に激しい炎と怒りを抱えていた
ぱふぇ「俺が人間になれば、おれがこの世界を変えてやるのに。ま、そんなことありっこないにゃ」
2匹の1日が いつも通りの1日が何事もなく終わりまた
新しいいつも通りの1日が始まる
、、、、はずだった
次回 第二話 「突然変異 おみゃーがガチ犬?危険な出会い 永遠の好敵手 犬と猫」
第二話 3日以内に書き上げます
ありふれた転生ものですが
ごちうさとおそ松さんとポプテピピックあたりを混ぜたようなブラックユーモア小説にしたいので
応援よろしくお願いします