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7年住んでいた街

作者: あるむ

ただの一時間だけバスに乗れば行くことが出来るのに、何故かもう二度と行けないような気持になって、何年も訪れていなかったその街。


あるバスに乗り、ある河を越えると、すぐにその街に着いた。

何年かぶりに行ったその街は、変わっているようでいて、全く変わっていないようでもあった。用がなければ行くような街でもなかった。


だがその街に着くと夢の中を歩いているような不思議な気持になった。

たいして綺麗な街でもなく、どちらかといえば汚い街なのに、なぜ涙が出るくらい懐かしさを感じるのか。

別にその街に戻りたいわけでもないというのに。

そしてその河川敷を見ると、まるで私はまだそこに住んでいるような気持ちになった。


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