表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/70

第68話 新素材・変身・内面。新しいのができるらしい

さて。

錬金素材標本から見つけたポーション素材になる2つ目は、虹輝石。


虹のように輝く石。


これで作れるのは、これか。


『アケロースポーション』


効果は、変身ができる。


うわっ、なんだ、これ。

使い方によってはすごく便利そう。

どこまで変身できるのか、よくわからないけど。


女に変身するとか、ドラゴンになるとか。

そんなこともできるのかな。


まぁ、別人になることはできそうだな。


「アケロースポーション」


出来た。やっぱりね。

7色に輝く液体が入った瓶。


「なにそれ」


早速メルが聞いてくる。


「これか? 聞いて驚くなよ」

「なになに?」

「変身ポーションだ」

「ええー。変身できるの? 絶世の美女にとか?」

「どこまでできるかは不明だ。何かあったときのためにとっておこう」

「今、使いたい。ダメ?」


こいつ、好奇心がすごいな。

わからないことがあると、とりあえず知ろうとする。


研究者としては優秀だけど、日常生活だと問題ばかりだろうな。


「駄目だ。こういうやばいポーションは本当に必要になってからでいいんだ」

「ケチッ」


うーん。そういう問題ではないと思うが。


さて、最後のポーション素材だな。


紅虎牙。


紅虎っていうのは、森に住む魔物で普通の虎が黄色地に黒の縞なのに対して、赤地に黒の縞らしい。

大きさは普通の虎より小さくて体長150センチ程度。

それほど珍しい魔物ではなく、攻撃力はC級。

普通の虎はB級だから、魔物と言っても弱いんだな。


その紅虎の上下にある牙。

一匹の紅虎から4本採取できる。


「こいつで作れるポーションはというと」


『ヤヌスポーション』


なになに。


相手の内面を感じ取れるポーション。

効果は1日。


内面ってことは、相手の考えていることが分かるのか。

だけど、内面と言っているところを見ると、考えが分かるというより、感情が分かる程度か。


言葉では友好的でも内面に敵意を秘めている人。

特に貴族にはいそうだな。


そういうときに、内面を感じられるのは便利なスキルだな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ