【隠者の庭園】
スラッシュ→切る→二つに? 分別する→見分ける→看破する→対抗して隠蔽する→幻覚を見せて
【隠者の庭園】
既に去った老人の、
穏やかな夢物語。
華の露は密やかに、
死の足音から逃れる。
赤色を撒くならば、
水面の月を見るだろう。
〇魔術・魔法の種類
・闇属性、幻惑型
〇詩における規則性
・婉曲表現。
・儚い印象の言葉を多用。
〇言葉の記号性
・「隠者」は、隠れ住む者。隠遁する者。
・「夢物語」は、儚いものの象徴。
・「華の露」は、魔法の行使者。
・「死の足音」は、行使者を害する者。
・「赤色」は、血。
・「水面の月」は、幻影。
〇解釈及び解説
・幻覚を見せて、相手を惑わせる魔法。精神操作の要素が強い。
・精神操作系は、基本的には闇属性の魔法に限られるのかもしれない。他の属性で幻覚を見せることができるのは水属性くらいだろうけれど、それにしても、精神を操作するまでにはいかないだろうし。
・今回の詩では、儚い印象の言葉を多用したけれど、四行目の「死の足音」に関しては、儚いとは言えない。「死」以外の表現を模索するべきだったかもしれない。
・隠者というと、私は老人のイメージがあるのだけれど、若いうちに隠棲する人もいるかもしれない。
・「老人→老い先短い→死」の連想があったから、四行目に「死」を持ってきたのかもしれない。
・「赤色」についても、物騒なイメージはある。が、魔法名に「庭園」と付けたことにより、少しばかり薔薇の色を思わせるようにした。あまり効果は無いかもしれないが…。
・儚い言葉の候補には、「泡」「泡沫」「波紋」などを思いついたが、使用は見送った。
・サイドストーリーでは、「世捨て人となった老人が、ひっそりと生きるために考案したもの」という話を考えた。誰も近付かないようにするための幻影なのだろう。設置することが可能ならば、一種の結界と呼べるかもしれない。