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魔術・魔法詠唱詩集  作者: 半信半疑
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【魔の一閃】

運命→赤い糸→小指→落とし前→切断→スラッシュ

【魔の一閃】


 我求めるは、やいばの閃き。

 純魔じゅんまに器を与え、

 その鋭利な一撃をもって、

 立ちはだかる愚者を切り裂かん。





〇魔術・魔法の種類

・無属性、攻撃型



〇詩における規則性

・古語的な書き方。



〇言葉の記号性

・「閃き」は、一瞬鋭く光ること。剣や刀を振った時に見える、鋭い光を予感させる。

・「純魔」は、純粋な魔力を縮めた表現。属性が加わっていない魔力。無属性とも言う。

・「器」は、形の意。

・「愚者」は、敵を揶揄するような言葉。「歯向かうことが愚かなのだ」という傲慢さを孕む。



〇解釈及び解説

・純粋な魔力を刃状にして放つ、攻撃魔法。別名、パワースラッシュ。

・某死神代行の月牙〇衝のようなもの。まぁ、あそこまで黒くはないけれど。しかし、行使者の得意な魔力属性によって、色が付いたりするかもしれない。

・属性を持たせることで、各属性攻撃魔法となる。水属性なら、【水の一閃】、ウォータースラッシュというふうに。

・詩の二行目について。

 魔力を何らかの形にするためには、イメージが重要。この場合、魔力を変形させるというより、何らかの形を持った器を用意して、それに魔力を注ぐという感じが強い。けれども、一から変形させるよりかは行使者の負担が少なくて済むのだと考える。効率を意識した結果なのかも。

・「愚者」には、行使者の傲慢さのようなものが見え隠れしている。しかし、簡単に「敵」の一文字で終わらせてはつまらないし、「一切合切」だと「切」が多すぎて冗長的な感じがあったので、「愚者」という言葉にした。

・サイドストーリーは、「純粋な魔力しか操れない者が、剣技を魔法に昇華させた」というのを考えた。割とよく見られる設定。


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