【運命力強制徴収】
霧→霞→仙人の食べ物→仙人は孤独→孤独は寂しい→幸せになりたい→他人の幸福で
【運命力強制徴収】
憎い、憎い、憎い。
お前の幸せそうな、
その顔が憎い。
瑞々しい身体、造形の整った顔、
それよりも何よりも、
幸せに浸る、
お前の心が憎い。
お前のものは、俺のもの。
俺のものは、俺のもの。
寄越せ、お前の運命力。
〇魔術・魔法の種類
・闇属性、吸収系統。
〇詩における規則性
・呪詛のような話し言葉。
・ネタにはしる。
〇言葉の記号性
・「運命力」は、幸運度。ラック。
位階や成長度などの意味で使われる「レベル」の上昇により、数値が変動する。また、レベルの上昇如何に関わらず、日常の中でも変動する場合がある。
〇解釈及び解説
・ドレイン系統の魔法。読みは「うんめいりょくきょうせいちょうしゅう」。もしくは、「おまえのものはおれのもの」。
・一時的なものなのか、半永久的なものなのか、はたまた永続的なものなのか。それは行使者の力量次第。
・「お前」や「俺」は、他の言葉に置き換えが可能。「お前」は、「君」とか「貴様」とか。「俺」は、「私」とか「わっち」とか。
・この詠唱の最後は、叫ぶくらいが丁度いいと思う。エクスクラメーションマークがつくくらいの大声で。というか、最後だけ叫ぶというより、初っ端から叫んでいるような気もする。
・他人の運命力を奪う行為は、どうしてもマイナスなものに思える。実際、他人のもの奪うという行為は褒められたものではない。いくら、映画版で格好良く助けてくれたとしても、日頃の行いが無くなるわけではない。
・サイドストーリーとして、「妄執に取りつかれた男が、幸せそうな他人の幸福を奪いたいという歪んだ気持ちを魔法にした」、というのを考えた。