表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔術・魔法詠唱詩集  作者: 半信半疑
64/64

【紡縁鏡】

ローリンガール→リンガーハット→帽子→紡糸→縁を紡ぐ

起動条件―属性保有、莫大な魔力、事象への干渉力

紡縁鏡ぼうえんきょう


 廻る、運命の歯車。

 紡ぐ、奇跡のえにし

 望むは容易く、映すは難く、

 届かぬ未来さきに恋い焦がれ。

 さかいくさびを、想いに熱を。

 鏡面の幻想、花開く大樹。

 枝先に実る、黄金の果実。

 我は見つめ、これを望む。




 

〇魔術・魔法の種類

 じゅ属性、干渉型。



〇詩における規則性

・比喩。

・対表現。

・動詞、名詞。



〇言葉の記号性

・「境」は、時間軸における現在地点。

・「熱」は、魔法実行時に生まれる魔力熱的な何か。

・「鏡面の幻想」「花開く大樹」「黄金の果実」は、望む未来の形容。現在から望む未来への魔法的な繋がりを強固にする。



〇解釈及び解説

・魔法というより、まじないの類。望む未来を手繰り寄せる力。

・必ずしも望む未来が訪れるとは限らない。しかし、行使者によってその精度は異なる。

・属性は呪、まじない寄り。のろい系ではない。運命に割り込みをかけたりするので干渉型。

・魔法名の字面はそこそこ良いのに、音だけで判断すると、「ぼうえんきょう」はちょっとダサい鴨。

・一行目は、運命の比喩表現。使い古された感がある「運命の歯車」。

・二行目は、運命と近しい言葉をチョイス。「廻る」と「紡ぐ」で関連性を持たせたかった。

・三~四行目は、現実問題への直面。

・五行目は、魔法使用時における現在を明確にし、必要な魔力を練る段階。

・六~七行目は、魔法実行中エフェクト。七行目の「枝先に実る」は「枝先に実れ」にするか迷った。「実れ」だと願望が強かったので、確定要素の強い「実る」にした。

・八行目は、結句。「見つめ」は「見通し」にするか迷った。が、声に出した時、「見通し」だとちょっと間延びするので「見つめ」にした。 >お前のやってることは、エブリシングエブリタイムするっとまるっと全部お見通しだ!

・未来最高!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 乙女だ……。 ボカロの曲っぽい。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ