【世界記憶の書】
防御→攻撃を防ぐ→衝撃消去→分解→判断→鑑定
強引に連想しているのは、自覚しているところ。
【世界記憶の書】
そのものに流れる、
世界の血、
全にして一なる本質。
譲ることのない、
枝分かれの滴。
叡智の書に刻まれた、
その記録を示せ。
〇魔術・魔法の種類
・無属性、認識型
〇詩における規則性
・同じものを別の表現で―「世界の血」「全にして一なる本質」「枝分かれの滴」
〇言葉の記号性
・「世界記憶」は、アカシックレコード。全ての事象、想念、感情が記録されているという。
・「全にして一なる」は、全てのものでありながら一つの個であるという解釈。
・「枝分かれの滴」は、鑑定されたものが獲得している性質を、滴と表現している。
・「叡智の書」は、様々な事柄、事物の詳細が書かれたもの。
〇解釈及び解説
・鑑定魔法。
・情報をどれくらい知ることができるかは、行使者の力量による。魔力量か知識量か、はたまたそれ以外の要因か。レベルとか?
・変質した情報でさえ知ることができるという事は、変質するその前から情報を得ているからなのかもしれない。
・「世界記憶の書」としたけれど、最初は「イデアの書」と呼称していた。
・詠唱の最後、「記録」よりも「記憶」の方がいいかもしれない。しかし、「叡智の書」というからには、文字情報で現れるのではないか。文字情報は、記憶というよりも記録であると私は思うので、「記録」にした。
・演出で、本みたいなのが目の前に出てきて、ページがパラパラとめくられ、対象のページで止まる。行使者はそれを閲覧する、という情景を思い浮かべた。視界内に文字情報が現れるというのも面白い。某ラノベのコミカライズされたものに、同一の表現があった。