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魔術・魔法詠唱詩集  作者: 半信半疑
42/64

【氷姫による折檻】

泥化→どろどろ→ロードローラーだぁぁぁ!→頭上からドーン→メテオストライク→氷柱落とし

起動条件-氷属性への適性。背後に立つ者レベルの具現化能力を持つ。

氷姫ひょうきによる折檻】


 冷たき炎は柱となりて、

 白き天上より飛来する。

 凍棘とうきょく連なり、

 鮮血の華を咲かせよ。

 全ては彼女の為すがまま。

 凍れる痛みは誉れと知れ。





〇魔術・魔法の種類

・氷属性、攻撃型。



〇詩における規則性

・命令形。



〇言葉の記号性

・「冷たき炎」は、怒り。あるいは殺意。

・「白き天上」は、吹雪く空。

・「凍棘」は、氷柱。

・「誉れ」は、名誉。



〇解釈及び解説

・大気中の水分を凍らせて氷柱を生み出し、上空から落として攻撃する魔法。なお、オプションとして追尾機能がついている。

・演出は、「空中に氷の姫を出現させ、彼女が手をかざすとそこから下方に向かって氷柱を落ちる」というものはいかがか。

・スタンドっぽくするなら「女王」の方が良かったけど、「姫」の方が高飛車な感じが強くなるかなと。

・「『姫様』とお呼び!」

・女王というと某進撃のヒストリアさんが思い浮かぶので、ちょっとイメージがずれた。

・折檻の意味

 1 厳しくしかったり、こらしめの体刑を加えたりすること。←こっち

 2 強くいさめること。厳しく諫言(かんげん)すること。

・魔法名はいつもとちょっと違う感じ。具体的には「~による」の部分。

・一行目は、「炎」が違和感を放ってるかもしれない。「怒り」の比喩が氷と相性悪いとは思ったけれども、「まぁ、これはこれでいいかな」と納得させた。

・二行目は、演出要素。飛来する氷柱。「キラン」って効果音と共に落ちてくる(はず)。こわ。

・三~四行目は、攻撃の様子と願望。「棘」は見た目から連想したもの。私の脳内では、モンハンの「鼻棘」が顔をのぞかせた。「鮮血の華」では、おっさんから幼女に転生したアレのアニメの曲が聴こえた。「キボウノハナー」も聴こえた。

・五行目は、他の詠唱でも使っている表現にした。ただ、一部変更した点があって、「彼女」の部分は元は「氷姫」だった。魔法名に使っているから、繰り返さない方を選んでみた。

・六行目は、「凍れる痛み」の解釈が分かりづらいかもしれない。「凍ることのできる痛み」…ではなく、「凍る痛み」「凍ることによる痛み」。「凍れる時間の秘宝」的な? 違うかな…? あと、「凍れる」の読みは「こおれる」であり、「しばれる」ではない。


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